“河の虎”と呼ばれ、世界中で南米大陸にしか棲息しない黄金の魚。
渾身のファイトと華麗なジャンプを繰り返す最高のゲームフィッシュ。
その名は、ドラード（Dorado）。
かつての文豪開高健氏は「ドラド」と書きましたが、
現地のスペイン語の発声に近い表記をすれば「ドラード」となります。

ここでは、ドラードの虜となりブエノスアイレスに住んで10年を経た筆者が、
昨今世界的にとても貴重なスポーツフィッシングの一つとして注目を浴びる
アルゼンチンのドラード釣りについて、その魅力を徹底解説します。

概説

アルゼンチンでは、もとより、モーターボートを利用したルアーのトローリングによるドラードフィッシングが一般的で、特に、南米第2の大河であるパラナー川本流筋の広大なエリアを舞台に長年親しまれ、これまでのスポーツフィッシングの主流をなしてきました。 しかし一方で、大陸南部のパタゴニア地方におけるトラウトフィッシングがブームになると、その流れを受けて、ドラードをフライフィッシングの絶好のターゲットとして指向するアングラーが増え、国内の様々な釣り場が意欲的に探索されました。そして今日、そのフィッシングスタイルの実現に最も相応しい理想的なロケーションとして、コリエンテス州のエステーロス・デル・イベラー（イベラー大湿原）が開拓されるに至りました。 イベラー大湿原では、バスフィッシングゲーム感覚でルアーのトップウォーターフィッシングが実現でき、また、クリアウォーターゆえにサイトフィッシングも可能で、そこは、キャスティングで狙うルアー＆フライアングラーにとってまさにお誂え向きな、ドラードの桃源郷です。殊に、イベラー大湿原におけるドラードのフライフィッシングは、まったく新しいジャンルのスポーツフィッシングであると言えます。 現在では、北米やヨーロッパ、及び近隣諸国より、ふだんの釣りには飽き足りない最前線のアングラー達が、アルゼンチンの稀代なる淡水の王者ドラードにバスやトラウトとはまた違った格別な釣りの興奮と感動を求めて、続々とイベラーを目指して来ています。

イベラー大湿原のルアー＆フライ 釣行モデルプラン（イベラー編） フォトギャラリー（イベラー編）

“ドラードフィッシング” ずばりその魅力とは？ 釣り欲をそそられる！ ドラードのエピソード集

コンタクト

釣行パーティーの結成や情報交換などを目的に、ドラードファンのネットワークを広げています。 アルゼンチンのドラードフィッシングに興味をお持ちの方は、どうぞメールにてご連絡ください。折り返し詳しくご案内いたします。 また現在、20kgのドラードを収録したイベラー大湿原のルアー＆フライフィッシングビデオを進呈中です。ご希望の方は、どうぞ ご遠慮なくお知らせください。

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ホームページ作成日：2001年09月05日 ／ 最終更新日：2002年04月20日⇒更新内容メモ
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