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お前らが萌えたいってのは理解した
俺も頑張る

とあるゲーセンにて・・・
のどか、ハルナ、ネギ先生、私でゲームセンターに来たわけですが
何故こんなことに‥‥‥
「ふっふっふ‥‥、大人しくしないと‥‥」
「ま、また冗談ですか?い、いや、ハルナの場合は本気だからタチが悪いのですが」
プリクラの一室、私とハルナの二人きり‥‥。これはまずい判断だったのでしょうか?
しかし、そうしないとのどかとネギ先生が‥‥
「キスプリ撮るだけだからさ、じっとしててよ」
「その目はすごく嫌な予感がするです、今までの経験上ろくなことが‥‥んっ!」
長い長いキス、息が続かないくらいの‥‥
あ‥‥だ、駄目かもで、す‥‥
「っん‥、あ、あれ?夕映?おーい」

夕映はあの後かなりすねてたけど、私としては嬉しかったかな
二人きりの時間を増やす為にネギ君まで呼んだんだから楽しまないとね
もう少しだけゲームセンター編は続くよ


パルはキスネタ多いな‥‥、携帯が逝きそうなので後から続き投下します
>>214の続き
あれからのどかとネギ君をそそのかして別行動に移ったわけだけど
いまだに夕映は口をきいてくれない
相槌は打つし、反応は見せるけど…、やっぱりやりすぎたかな
さっきのプリクラを撮った場所の前にある、小さな休憩場
二人で向かい合ってるのに、目を合わそうとすらしてくれないんだよね…
「ねぇ夕映?」
「・・・・・・」
「ごめんね、嫌がるならもうあんなことはしないよ」
「・・・・・・」
「だから機嫌をなおして、ねっ?」
言葉を返してくれそうにない、本当に怒ってるよ〜…
諦めかけたその時
「ハルナは?」
「えっ?」
「ハルナは私の気持ちがわかってないです!」
さほど大きくは無いけれど、強い意思のこもった声で
はっきりと、はっきりと私に対して感情を向けた言葉を向けていた
>288
「私は…、私はっ…」
泣きそうな瞳、震える唇。私はこんなにも夕映を苦しめて…
ぎゅっとやわらかく、夕映の頭を抱きしめる
「ごめんね、夕映。ごめんね」
「ううっ…、えぐっ…」
嗚咽を漏らしながら、静かに泣きだす
誰でもない、私が苦しめた少女
私の大好きな…
「大好きだよ…、夕映」
体を離し、零れる涙を指ですくう
「夕映は私のこと嫌い?」
「……そんなこと無いです、私もハルナが好き、で…す」
思ってくれる相手を泣かせるなんて失格だね、色々
涙の流れた跡の残る頬に唇を付ける…
「じゃあ、唇はお預けってことで」
「えっ…、あ、はいです…」
少しだけ残念そうな表情を見せた、ような気がした
「私たちにはまだまだ時間があるからね」
夕映と過ごす日々はこれからもずっとずっと続いていくから…
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