voyage



samedi〜1日目は土曜日〜

partir〜いざ、出発〜
社会人であるため、おいそれと休みがとれるわけでない。
土日をはさんでなんとか休暇を捻出する。
そのため、最高値の時期にどうしてもなってしまう。
というわけで、土曜日、名古屋17:20発の便のため、2時台の空港行きバスに乗って1時間ほど、国際線は2時間前集合ということである。
両替は、現地の方が換金率がいいということだが、そういう大事なことを右も左も分からない異国の地でやるのは不安であるし、両替商の営業時間外だったら困る。
しかも、現地着は日曜で、パリの店は定休日。
パリは、カード社会なので、スーパーなどでもカードで済ませるらしいが、乗り物や観覧料などはさすがに現金がいるだろう。
これらを総合して、日本での両替を選んだ。
そしてめんどくさいので、空港の銀行を利用することに、土曜日の午後もやっている。
まずは入り口に置いてある両替計算書というのに住所等書くが、ご希望の金額というのがよく分からないので、無記入で窓口に持っていったら、ご予算円貨額というところに日本円でいくらと記入すればよかった。
レートも分からないまま銀行員のおっちゃんが紙幣の種類も「適当に細かくしときますよ。」と言ってすばやく処理された。
きつねにつままれたように、UFJ銀行を出る。
結局レート(H15.7.26現在)は1ユーロ=144.24円で、200ユーロ分を両替し3万円払っておつりを1152円渡されたことを納得した。
混むといやなので、すぐにHISのカウンターに行き、航空券を引換え、チェックインカウンターで搭乗手続きをし、時間までうろうろする。
搭乗手続き中の電光掲示板が出るとすぐに、出国審査場に向かう。
荷物が届かないというトラブルを耳にしたのが強く印象に残っていたため、荷物は預けないポリシーであり、肩掛けかばんとポシェット持込である。
持ち込める荷物の規定が通るかが一番の心配であったが、普通に小型のスーツケースや、大きなスポーツバックもみなさん持ち込んでいたので、こんなもんかという感じであった。
どうやら、荷物は1個であればよいようだ。

17:20出発。台湾まではがらがらで、2時間ほどで着き、さらに1時間ほど空港で待ち、香港に22:20着。
座席は、中国系のおじさんの隣で、異性の中年の人とはちょっと勘弁してほしい。
女性は女性の隣にしてくれるという噂もあるが、本当だろうか。
香港の空港は新しくなったらしいが、大変広く、次の便の乗り場がまったく分からず、かなり迷った。
なんか空港の中にさらにモノレールみたいなのがあり、それを使ってパリ行き出発ロビーに行った。
サーズがまだくすぶっているのか、体温感知器みたいなのをかざされたりもした。
ようやく、搭乗ゲートが開いたが、列が長いので、どうせ早く乗っても、飛行機の中で待つならと、列が短くなるまでベンチでねばり、悠々と乗り込んだ。
23:55出発。さすがに眠い。
座席は、西洋人のおじさん二人と並びの、通路側。通路側はすぐにトイレに行けるし、長いフライトにはいい。
国内とかなら、景色が見れる窓側がよいが。特に、この時間帯は夜である上、雲の上にすぐ上がって景色もへったくれもあったもんじゃない。夜はブラインドも下ろすし。
エコノミーはとっても狭い。パリへの12時間は大変な苦痛だ。
後半は座席のモニターの映画のディズニーシリーズがリロアンドステッチだったので、なんとかしのげた。