ただ今、朝の7時30分。
毎日の日課となっているランニングをやり終え、シャワーを浴び、何事も日々鍛錬ということで今まで習ってきた武道のおさらいして
学校に行く準備までしたがまだこの時間…
「(……ヒマだなぁ)」
テーブルにあごをのせてぼーっとしていると何か忘れているような気がしてきた。
ない脳味噌と記憶力を必死に働かせてみるが…思い出せない。
「(……なんだったっけ。)」
昨日は制服が遅れてまだ来てないので昔の学校の制服を着て並森中学校に行った。
職員室に行くまでに迷ってしまい半ベソかきながら廊下のすみっこで『の』の字をかいてたら
学ランの人にあってなぜか手合わせをした。
その後、職員室まで連れて行ってもらって、帰りに応接室………
「ぁぁぁああ!!!」
そうだ、そうだ!!思い出した!!!!
そのあと学ランの人に『応接室に遊びにおいで』って言われてたの忘れてたぁ!!!
でも迎えを用意するっていってたけど、迎えなんていなかったような…
そのかわり、ひと昔前を感じさせるリーゼントの厳つい兄さんが2人ほどいたけど…(※それが迎えの人です)
怖かったからその人達を避けて窓から帰ったよ☆
あぁ…どうしよう…
そんなことを思ってればもう7時50分。
ツナとの待ち合わせは7時55分。
何故ツナと待ち合わせかというと私が方向音痴ということをよく知ってるので一緒に学校に行こうと誘ってくれたのです。
イイヤツだ!!!
家の鍵を閉めダッシュで下に行くと銀髪でアクセサリーをいっぱいつけた人がツナの家の前にいた。
「(アクセサリー重くないのかなぁ…。)」
一時停止していたが待ち合わせ時間に遅れてはいけないのでツナの家に行こうとしたらアクセサリーの人に睨まれた…。
「あの、何かようですか?
そんなに睨んだって何にも出てきませんよ?」
「てめぇ、十代目になんのようだ。」
「何の用って…(あっ、この人中学生なのにスモーカーなんだ)
ツナと一緒に学校行く約束してるんで来ただけですけど…?」
「ぁあ゛!?十代目が「ごめん、!!ちょっと寝坊しちゃって…」
スモーカーが(アクセサリーの人からスモーカーになった。)丸い筒状のものを取り出してこちらに投げて来ようとしたときツナが出て来た。
「あぁ、大丈夫だよ。
私も今来たとこだし。
っていうかこの人 誰?」
未だ私を睨んで筒状のものを見せているスモーカーを指差すとツナの顔色が真っ青になった。
「獄寺君なにダイナマイト装備してるのさ!!
は俺の幼馴染みであやしい人じゃないから!!
ダイナマイトしまって!!!」
ん〜、ツナはいつみても苦労人だわ。
「そ、そうだったんですか!?
十代目の幼馴染みとは露知らず…申し訳ありませんでしたぁ!!!!」
スモーカーは顔を青くさせ道のど真ん中で土下座をした。
「ちょ、獄寺君!!もぅいいから!!!土下座やめてよ!!!」
ツナがいうと渋々顔をあげた。
「ツナ〜急いでいかなきゃ遅刻じゃない?もぅ8時だし。」
「ヤバッ!!!早くしなきゃ!!ってか獄寺君立って!!じゃあ、走るよ!!」
「あいあいすぁ〜」
それから必死に走ること10分。
やっとこさ着いたんだけど、だけど!!!
このリーゼントの人達何!?
「に言ってなかったっけ?この人達並森中の風紀委員なんだ…。
くれぐれも気をつけてね。」
「ふ〜ん、わかった。(あれ?もしかしてツナエスパー?私の心の声よんだ!?)
…じゃあ、行こっか。遅刻しちゃ「 。」
ん?今誰かが私の名前をよんだような?
「??ツナ、私のこと呼ん、どぅあ!!??」
誰が呼んだか確かめようとツナを見ると顔が真っ青だしスモーカーは筒状のもってるしでどうしたのかと後ろを向くと、
とてもいいタイミングで銀色の棒状の物が飛んで来た。
それをギリギリ交わし距離をとって誰がやったのか見ようと顔をあげると昨日の人が。
「あっ、昨日の。」
「何で昨日来なかったの。」
「えっ、だって迎え来なかったじゃないですか!!(忘れてたことは黙ってよう。)
ひと昔前を感じさせるリーゼントの人はいましたけど。」
「……それが迎えだったんだけど。」
「…ぇえ?………あ、なんか、すみませんでしキーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン…あぁ!!!ちこ!?
「君達は早く教室に行きなよ。今日の遅刻は見逃してあげるから。
僕はにようがあるからかりてくよ。」
「ぇえ!!??」
助けを呼ぼうと思って後ろを振り返ると誰もいない.....。
ちょっと待って!!!っつかツナ逃げるの早過ぎだよ!!!
あとがき
久しぶりのリボーン連載更新。
最近本誌のほうで雲雀サンが出ないのが悲しい...
ヒバ分が足りないよ!!(笑)
ベルフェゴールも最近フィーヴァーっすよ。