かの有名なブラック家の次男様レギュラス・ブラックとお付き合いさせてもらっています。 『 〇〇○』と申します。 では、レギュラスさんとつきあっているのならそれなりの家柄で実力の持主なのかと言いますと、 そういうわけではなく。 孤児だった私を拾ったのが『家』といってそこそこ有名な純潔一族なのです。 私は孤児なので穢れた地なのか混血なのか純潔なのかはわかりません。 じゃあ成績は? といわれますと、これも別に良い訳ではなく。 一応全体で見てみれば上にはいるかもしれないけどずば抜けて頭がいいわけではありません。 それに私はスリザリンではなく、犬猿のなかのグリフィンドール生なんです。 そんな私がレギュラスさんとお付き合いしているのにそれに反対の人からの呼び出しがない訳がなく、 最近まで一日に何回も呼び出しをされていました。 何故過去形なのかと言いますと、何処から私が呼び出しされたのを聞きつけたのか、 殴られる直前にレギュラスさんが来てくれて、『手をださないで』といってくれたので、反対派の人がいても 呼び出しや嫌がらせがなくなったのです。 そんななんの取り柄のない私を何故レギュラスさんは選んだのですかと聞きますと、 『ブラック家だからって媚びをうらないし一緒にいて楽しいから』ときらきら笑顔でいわれました。(のろけ) そんなレギュラスさんとたまにデートをするのですが、その場所はホグズミートや森です。 大体はホグズミートやお菓子をたくさん売っているところに連れて行って下さいます。 私がお菓子好きだからだそうなんです。(のろけ) そして今日は、久し振りのデートなのです。 「レギュラスさん、お待たせしました。」 「うん。じゃ行こうか。」 手はつながないで最近の事をお話ししながらホグズミートに行きました。 行き先はいつものお菓子屋さんなのです! っと、目の前に見たこともないお菓子発見!! 「レギュラスさん!!このお菓子って新製品じゃないですか!!」 「あっ、ホントだ。買うの?」 「ハイ!!レギュラスさんも買いますか?」 「ぅうん...甘いのあんまり好きじゃないからいいよ。 買っておいで。」 「はい!!すぐに済ませてきますね。」 〇〇○は敬語で話すのが癖なのか、付き合ってるのに敬語と『さん』付けを止めて来れない。 『なんで敬語と『さん』付けなの?』と聞いたことがあるんだけど、『癖なんです。』って苦笑いして言われた。 は良く笑う。 些細なことでも眩しいような笑顔になる。 その笑顔がとても好きで、こっちまでたのしくなるから喜んでくれることをしたくなってデート先がいつも お菓子屋になってしまう。 は食べる時、とてもおいしそうに食べる。 なんでもニコニコしながら幸せそうに食べてるのを見るのは結構好きだったり。 「レギュラスさん!!買ってきましたよ。」 「うん。じゃあ次は何処行く?」 「レギュラスさんの行きたいところで良いですよ。」 「じゃああっちのベンチ行こうか。ソレ食べたいんでしょ?」 「ぁぅ...ハイ。」 あっやば、かわいい。 ニヘラって笑った。 それからベンチにつくとすぐにさっき買ってきたばっかりのアイスを食べ始めた。 「冷たい!!」 アイスだもんね。 アイスがあったかかったら...うん、想像したくないな。 「?どうかしましたか?」 「なんでもないよ。」 ちょっと見過ぎたのかな? 首を傾げて聞いてきた。 返事をするとまたアイスをなめ始めたんだけどそれからこっちをむいた。 「アイス、食べますか?おいしいですよ。それにあんまりあまくありませんから!!」 「え、いいよ。だって〇〇○がかってきたんだから自分で食べな?」 「いえ!一緒に食べた方がおいしいかもしれませんよ!!」 いやいやいや、だって間接キスだよ? 絶対に気付いてないけど... まぁいっか。まだ僕達キスもしてないから... それに付き合ってるんだしね。 「じゃあもらっていい?」 「ハイ!」 からアイスを受け取って食べる前に言っとこう。 僕はスリザリンだしあんまりのテレた顔みたことないしね。 「これ食べたらキスになるね。」 「ハイ!...ってぇえ!?レギュラスさん!!ちょっと食べるの待ってください!! ってぁあ!!」 慌てる〇〇○を目尻にパクリと食べる。 「うん、あんまり甘くなくておいしいね。」 「...。」 「〇〇○?」 「レギュラスさん!!でもそれは間接キスじゃないですか!!」 「うん。でもさ、間接も何も、キスじゃないの?」 必死に赤くなった顔で弁解するけどまたそれも可愛いかなぁ(のろけ) 「じゃあ間接だから直接キスにしようか?」 「...........レギュラスさんの意地悪!!」 「今頃気付いたの?」 「ばかぁ!!」 〜あとがき〜 うん。撃沈!! ってかレギュラスの喋りかたとかがわからないから適当! というよりも想像!! でも私的に、一人称は『俺』じゃなくて『僕』だと想像。 もっと文才あげたいなぁ.... |