あぁ、神様。
私はなにか悪い事でもしたのでしょうか...
ってもこんなのに負けるほど私はか弱い女の子ではないというのは認めます。
はっ、それともこれは神様が与えてくれた試練なのですか!?
ならこの私!!存分にその試練を堪えて見せましょう!!!!!!







なんて思うかボケェ!!







こうなったのも全ては『シリウス様』のせいだ!!!!
今日は食べたい物があるから無理だっつってんのに無理矢理約束なんかしやがって。
だからこんなことになるんだよ...
あぁ、白馬にのってこないかなぁ....シリウス様(笑)
来たら来たで爆笑して死にそうになるかもしれないけど!!


ってことで私の今の状況を説明したいと思います。
それはいつも通りの晴れたいい日にモテル男限定の女子からの『呼び出し』をくらってしまいましたのよぉ〜
いつもの事だしあんまり殴られたりとかはしないんだけど...
ってことで『シリウス様』との約束前に呼び出されてた場所まで私は泣きながら(嘘)行きました。
そして呼び出した側の方も来て一方的な罵声?聞いてないからわかんないんだけどそれが始まったんです(嘘泣々)






「....って聞いてますの!?」

「あ?ごめん、全然聞いてなかったわ。想像というなの妄想に一人でボケつっこみしてたし。
で、なんの話だったっけ?」

「まぁ!!呆れた!!!!そんなボケがシリウス様と一緒にいるなんて!!」


...シリウス様!?
えっ、ボケとかじゃなくて真面目にいってんの?この子...
白馬に乗ってちょうちんがくっ付いてるようなブラウスにカボチャパンツをはいた白いロングソックス衣装で
軽快なリズムで白馬を走らせてるシリウス様...
ブッ、ックク...マジウケるんだけど。
これからそう呼んでみよう(爆笑)




「フッ...ックク......シリウス様....ブ!!」

「っ、なにがおかしいんですの!!」

「いつもいつも私を呼び出して暇だなっと思ったのと、あなた方の『シリウス様』」発言にちょっとウケてただけです。
そんなに意味はないので、ご心配なく。
ってかもう言いたい事言い終わりました?まだ私宿題が残ってるんでもぅ行きたいんですけど?」

「なっ!!まだ言っては行けませんわ。
今日という今日はコテンパに叩きのめして格下ってことをわからせてさしあげますわ!!」


何処ぞの悪役だよお前!!!!
私的には面白いからいいんだけどさぁ...
このあとかの有名な『シリウス様』...ブッ...自分で言っててウケてしまったわ...とお勉強しないといけないんだよねぇ
ったく、天文学がわかんないなんて『シリウス様』は馬鹿だね馬鹿!!
いっそ『馬鹿』って文字を『馬』と『鹿』で組み合わせるんじゃなくて『犬』と『鹿』で合わせるべきだよ!!
あっ、ちょっとコレ名案!!


「ねぇ、そう思うよね!?」

「はぁ!?なに言ってるんですの?寝言は寝てから言ってください。
 今日は私達があなたの相手をしてあげるんではなく、この男共が相手をしてくれますから。
 それではごきげんよう。」

「コレか?好きにしていいって言う女は。」

「えぇ、痛い目を見せてやってくださいな。」

「了解。」



そこで冒頭に入るのです。
あぁ、めんどくさい。
ってか今何時だ?
あっ、今時計持ってないや。


「すいません、ちなみに今何時でしょうか?」

「ぁあ!?15時だけど?」



ぁああああああ!!!!!!!!
時間、時間、そんなに経ってたんですか殿!!!!!!!
えっえっ、約束の時間から一時間半もすぎてるんですけどぉ!!!!
殺される...殺される...



「おい、この女ふるえだしたぞ。」

「俺らがそんなに怖いのか?」

「恨みはないんだが...せっかくの遊びだからねぇ。
御愁傷様。」



くっ、誰もお前達に対して怖がってるんじゃないやい!!
ただ『シリウス様』のお怒りにふれることをこわがってるだけで
って!!


「触るな!!」

「そうそう、こんな女じゃなくて他の女をあたれよ。」

「なっ、ブラッ「『シリウス様』!!」




「「「「は?」」」」



言えた、爆笑せずに目をみて言えたよママン!!
でも言えた後にはっていうか今は爆笑しながら窓の淵叩いてるけどね☆



「俺帰ろうかな。」

「イヤ、待ってください。見捨てないでください。助けてください。」

「その『シリウス様』ってなんだよ。」

「可愛すぎて愛らしい女の子達がいってたよ。」

「へぇ、気色悪。」

「お前ら!!俺らを無視するんじゃねぇよ!!」



といいながら私めがけて殴り掛かってきた。
ってかなぜに私?男なんだからシリウスにしろよ...
ってか当たるし!!!!!


バキ


来るはずの衝撃が来ないので目をほそーくあけてみてみるとそこには相手のパンチを掴んでいた。
ぉお!!カッコイイ!!


「俺の女に手、出すたぁいい根性してんなぁ。」

「!!」
「「「ヒィ!!」」」

「ぶっ殺す。」






〜しばしお待ちを〜






「お疲れさまでした、『シリウス様』」

「...。」

「すみません、ごめんなさい、もう言いません。シリウス。
ってか派手にやったねぇ...」

「素敵に無敵、何の問題が?」

「問題なんてありませんね。」

「だろ?」

「ってか『俺の女』ってだれ?」

「...。」

「オイ、シリウス!!とぼけるなん.......!!!!!!!」

「これでわかったろ?俺の女は。」

「シリウス!!こんのタラシ!!!!」





なんで最後まで言えなかったですって?
それはまぁ...
ご想像におまかせってかバレバレだとおもうので言いません!!
花も恥じらう乙女だからさ!!!!















〜あとがき〜
ぐぁあ!!
シリウスの喋り方がわかんねぇ!!!!!
ひさしぶりに書いたからかなぁ...
でも、キッスさせちゃいましたぁはは!!
恥ずかし!!!!