はぁい、こちら
只今より実況中継をはじめたいと思います。
なんの実況中継かと言いますと、私は今英士クンの家に来ているので部屋のこととかを...ちょちょいと!!
何処で実況中継をやってるのか?ですと?
それは言わずもがな私の脳内でございます。ハイ。


そもそも何故私が英士クンの部屋に来てるのかといいますと、『彼女だからv』とかそんな甘い甘い蜂蜜よりも甘いものではなく、
ただたんに、普通になんのオチもギャグもへったくれもなく、遊び(学校の宿題をやりに)に来ただけっす。

あらたまっていうこともないですけどね。
『好きな人の家に来ちゃったvもぅ私の胸は張り裂けそうなくらいにドッキドキvV』っていうのは...
うん、ありえないね。あったら気持ち悪過ぎてパゲがでるね。
パゲって何かって?それはパープルゲ○の略ですわv
ってかね!!こんな腹黒の何処がいいの!?
皆々様はコイツの外見、もとい、たった一つの良いところと言っていい『顔』に騙されてるだけなのです!!
ほんとうにコイツのお腹の中は真っ黒ですよ!!奥様。

っとぉ話がずれましたね。
ってかこれは実況中継というのかな...?
まぁ、いいや。細かいところは気にしない。(笑)

何故コイツの...英士クンの部屋に普通に簡単に来れるのかといいますと、
私の家と英士クンの家が私達が『オギャー!!』って生まれてくる前から隣で部屋がカーテンをしめてないと丸見え状態、
窓で互いの部屋を行き来できるという関係...?だからなのです!!
そう!簡単に簡潔に申し上げますと、コイツ...お腹の中は真っ黒々の大魔王様、郭 英士クンと幼馴染みなのです!!

って一人で脳内実況中継やって盛り上がってもおもしろくもなんともないよぅ...













「ねぇ、英士クン...まだですか?」

「まだ。クン付けでよばないで、気持ち悪い。」

「(気持ち悪い!?)...私、帰っていい?ゲームやりたい。結人から借りたのやりたい。」

「ダメ。俺、明日もサッカーの遠征があって学校には行けないから俺のももってって。」

「...。」













...........こんの俺様野郎がぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!

フン、これで断ったりしたら私の事ネチネチではなくズコーン!!と嫌味攻撃してくるんだよ?
もうイタイところを剛球ストライクで投げてくるから逆らえないしネ!!(涙)











「...わかったよ。じゃああとで取りに来るから。一次帰ってよろし?」

「ダメ。あと少しで終わるからまってて。」

「...でもゲームやりた

「待ってて。」

「了解しました!!!!」






うわぁぁーん!!!!!本当に俺様主義だよ!!
反論しようとしたら目が笑ってない絶対零度の笑顔で『待ってて』っていわれたし!!
あの言葉の裏には『待っててくれないなら...ねぇ?』って悪魔の顔を覗かせていたよ!!!!

もぉ...よくコイツのファンに呼び出しされるけどこんなやつ誰にでもくれてやるよばかぁ!!!!!!(投げやり)
あっ、そーだ!!!!こいつの部屋の中っていうか棚とか机の中とか英士の髪の毛とかいじっていれば退屈から間逃れる!?
そういえば、あんまり部屋の中を荒らしたことはなかったっけなぁ...(※注意 部屋荒らしなどやってはいけません。)


そう思ったら早速実行♪


.........改めてみて思うけど、やっぱりきれいな部屋だなぁ。
結人の部屋みたいにごちゃごちゃしてないもんね!!
私の部屋の方が汚いわぁ...自慢出来ねぇ(笑)
そういえば一馬の部屋も結構キレイだったっけ?


棚の中にエロ本は...ないなぁ...結人の部屋には2冊ほどあったっけか。
一馬は絶対に持ってないと見た。
近づけただけで陸上選手もビックリな速さで逃げそうだしね(笑)
英士はもってないのかぁ...でも無表情のまま読んでそうだよね、英士って。
絶対にニヤニヤしながら読まないね。そんな場面を見たら私一生眠れないわ(笑)




さてさて、机の中も拝見♪


ガサゴソ、ガサゴバタン








.................やっべぇ!!!!
ついつい夢中になり過ぎて英士がこの部屋に居ること忘れてたよ!!!!
絶体絶命の大ピンチを迎えようとしていますわ!!!!ママン!!!!!!
だって後ろから黒くて冷たい何かがフヨフヨなんてもんじゃなく、ドシンと構えてるヨ!!!!
圧迫感が....
今この部屋は気温何度だろう...
ダイヤモンドダストがみえるような気がする!!
今ならいろんな変なものが見える!!見ることができるような気がする!!!!!







。」

「....。」




こわぁいよぅ。
声がそこはかとなく冷たくて優しいような、そんな感じ!!
このまま何もなかったことにしてにげてしまおう...


「逃げられると思ってるの?。」



心の中をお読みになられましたよ!!!


「...え、英士サマ...。」

「何?。どうしたの?そんなに改まって。
 何か言うことはない?」

「すみません、もうしわけありませんでしたもうしません。」

「わかればいい。部屋の中荒らさないでよね。片付けが大変なんだから。」

「そう?結人の部屋の方が断然汚いし、一馬の部屋はキレイだけど英士程では」

「へぇ、俺に内緒で結人と一馬の家に行ったんだ。
 しかも部屋に入ったなんてきいてないなぁ...」







あ!!やちまった!!!
英士の許可がなくちゃ行っちゃダメだってこの前一方的に誓わされたんだった!!!!
え?何故かって?それは私が壊滅的破滅的な方向音痴だからさ♪
それで英士はいそがしそうだったから内緒で結構二人の家に行ったんだった...








「俺とじっくり話し合おうか?



目が笑ってないよぉ!!??英士サン!!!




「『言葉にするくらいなら目で語れ。』ってね。」




























〜あとがき〜

結構調子が戻ってきました!!
それに拍手でコメント貰っちゃって元気百倍更新速度upの予感!?
コメントうれしかったなぁ...
コメントくださった方、ありがとうございました!!

これからも長編とお題でがんばります!!!!