※注意書き※
この夢文には少しBLを貶しているような表現があります。(そんなつもりはないのですが...取り用によっては貶しのようなので。)
そういうのが許せない、イヤだという方は読まないことをおすすめします。
そういうの、別に気にしないわ!!大丈夫!!!という方のみ、お進み下さい。
苦情は一切受け付けません。
私がここ、戦国時代で有名+某ゲームで有名な伊達 政宗の城にトリップしてきたのは1ヶ月前と数週間前だったと思います。
山中で見たことのない謎の生命体に追い掛けられ、半べそかきながら死に物狂いで逃げていたところを政宗さんに助けられ、
『 Hey!! You 面白いな。行くとろこがないなら俺の城に来いよ!!(ウィンク★バッチコーン)』(←一部脚色)みたいなかんじに拉致られたのが出会いでした。
その後、政宗さんの馬に乗って帰ったのですが...あれはトラウマですね。
手綱を握らずにハイスピードで馬を走らせ、崖から一直線に落ちて城に行くなんて...
あの時の怖さは一生忘れません。
その後は小十郎さんと成実さんと元綱さんとも仲が良くなりま...し......た。
はっきり『仲良くなれました!!』といえないのは、ある問題を私が抱えているからで...
っと、そんなことを考えているうちに政宗さんの部屋の前。
拾われてからというもの、政宗さんの雑用係に任命されてしまい...
今はお茶をもってこいとのことだったのです。
「政宗さん、失礼します。
お茶をお持ちしまし......」
あぁ、神様仏様現代にいるお母様お父様。
私は場の空気が読めず間の悪いヤツですみません。
襖を開け、中に入ろうとしたら政宗さんが成実さんに掴みかかっているところでした。
「あぁ、そこらへんに置い『失礼しましたぁ!!!』て、はぁ!?ちょっ、!!??」
怒鳴られる前に殴られる前にすかさず逃亡。
今週に入ってから...というかここに来てから何回目なのだろうか...
かるく20は越えてるだろうなぁ...
昔、現代にいる友達から言われたことを思い出し一人走りながら赤面。
いつもなら自分の部屋に行って反省するのだが...
ドドドドドドドド(×2)
すさまじい音が後ろの方から聞こえてくるので振り返ってみると、政宗さんと成実さんが無表情で追い掛けてきてるではぁ、ありませんか!!!!
......怒られる!!!
いや、もう何回も良いところで邪魔して入っちゃってるからいい加減に怒りを通り越して殺されるかも!!??
すぐにくるりと前を向き自分の部屋を全力疾走で通りすぎ逃亡劇のスタート。
「ォラ、!!いい加減にとまりやがれ!!!!(いつも思うけど、なにげに足速いんだよなぁ)」(政宗)
「そーだよー。何でそんなに必死に逃げるのさ〜。怖いことしないからさー。
おとなしく捕まりなって、ちゃん。(本当に。俺結構真面目に走ってるんだけど。)」(成実)
「!!??」()
やっぱり怒っていらっしゃいます!?
後ろを向いてお二た方の表情をみたいのですが(どれくらい怒っているか)、今捕まったら確実に処刑される勢いだろう(と思う)。
涙を浮かべながら走るがついこの前まで現代人だった私と現在進行系な戦国の武将。
私にはもうこれっぽっちも体力は残っていないのだが後ろの二方はきっと余裕なのだろう...
はぁはぁ自分の息が乱れるが小声で話しながら追い掛けてくるんですもの!!
次の角を曲がり、隠れて逃げようとなけなしの体力を使ってスピードをあげた。
が、
「あっ、ちょっ、小十郎さん!!!!!」
前方に政宗さんのお世話係(?)の小十郎さんが出現。(ババーン!! *キャラが壊れてきています。)
走りだした私は止まれない。
このままではぶつかってしまうと考えるが冗談抜きに止まれなく、どうしようかと悩んでいると後ろから.....
「オイ、小十郎!!を捕まえろ!!!!」(政宗)
「逃がしちゃダメだよ〜!!」(成実)
「えっ、そんな!!」()
「承知。」(小十郎)
なっ、ちょっと、小十郎さん!!!!
そんな、承知しないで下さいよ!!!!
「恨まないで下さいね。」
ニコリとそれはもう綺麗に微笑まれ、
走っている私を意とも簡単に捕まえられてしまった。
.....っていうか、最大のピンチです。
ものすごいピンチです!!!!
きっとすぐ後ろを向けばいるであろう、政宗さんと成実さん。
そのまま動かずにいると後ろから手が伸びてきて政宗さんに米俵のように抱えられた。
「さぁて、チャン。ちょーっと俺の部屋で楽しいtalkをしようじゃねぇか。」(政宗)
「賛成!!オレも参加する♪」(成実)
「それは楽しそうですね。
私もさんには以前から聞きたいことがありましたので、いい機会ですのでご一緒させていただきます。」(小十郎)
ピシ...(固まる音・笑)
あぁ、終わった。
長いようで短かったな自分の人生!!
昔は『伊達 政宗』って覚えられないっていうか読めなくて『いたち せいすい』って読んで覚えてたっけ。
政宗さんに抱えらたまま現実逃避をしていたがタイムリミット!!!!
私の目の前&襖の前のには政宗さんがいて私向かって右側に成実さん、左側に小十郎さんが座っている。
私が逃亡できないようにしっかりと固められています。
でも、そんな逃亡するような気力はさっきの逃亡劇(体力の無駄使いに終わった)のおかげでないのですが。
とりあえず、三人と目を合わせないよう、畳の目を見ています。
「さぁて、聞かせてもらおうか?」(政宗)
「な、なにをですか?」()
「まったまたぁ〜。何のことだかわかってるくせに☆」(成実)
「え、あ...。」()
「正直に早く言っておいた方が良いですよ?(にっこり)」(小十郎)
あぁぁ、このお三方の後ろに何か黒いモノが見えます...。
こ、こわい...。先手必勝で謝り倒す!?
「えっと、その...」()
「何で俺達のこと避けてんだ?」(政宗)
「ご、ごめんなさ....って、え?」()
「『え?』って...だってちゃん、さっきもそうだったけど、オレと梵が一緒にいるとすぐに逃げるし。」(成実)
「私も、殿といると必ず逃げてるでしょう?」(小十郎)
えっ、ち、ちが!!
避けてなんていませんよ!!??
「さ、避けてなんていませんよ!!
逃げるのは、あの、その、邪魔しちゃ行けないと思いまして。」()
「何の邪魔だ?」(政宗)
「えっ、と。その...」()
「早く言え。」(政宗)
こ、こわ!!
尋常じゃないですよ!?その目つき!!!!
今が夜だったら確実にキラリと光っていますよ!!
ヴィームとか出そう...
「ちゃん?はやくいって?」(成実)
ひぃ!!
にっこり笑ってるつもりでしょうが、全然笑ってるように見えませんよ!?
とても冷たいものが流れてきてますから!!!!
「だ、だって...私の現代にいる友人が言ってたんですが...その...武士の方は皆........って。」
い、いえないよ!!
これ以上はさすがにお三方を目の前にして言えないよ!!
「武士が、何ですか?」(小十郎)
ぅう...
「お、怒りませんか?」()
「「「内容によるな/よるね/よりますね」」」(政宗・成実・小十郎)
「じゃ、じゃあ言えません!!」()
イ、イヤだよ!!私、チキンですもの!!
「あーった。じゃあ怒らねぇから、言え。」(政宗)
「...ハィ。
あの、友人が言ってたんですが。
戦に女の人は連れて行けないじゃないですか。」()
「そーだね。」(成実)
「で、でも、その、欲が溜まるらしいので、必然的に武士は...その...ホモ、と...
あ、だ、だからって、あの、私は別に大丈夫ですよ!?」()
「...ホモってなんだ?」(政宗)
...。
「なぁに?」(成実)
「......。」()
はぁ、もーいー...。
女は度胸だ!!!!
「だから、武士は皆男色なんだと!!」()
ピシ...
ゴツン!!!!!!
「っ!!!!!!(泣)」()
「アホか!!俺は男なんてイヤだぞ!!
っつーか、お前、ばっ...!!!」(政宗)
「はぁ!?それ信じてたからオレと梵が一緒にいて邪魔って...。
もしかして、オレと梵とか考えて...」(成実)
ガツン!!!!!!
「いって!!」(成実)
「生身でいうな!!鳥肌がたつ...
いーか、。そんなことはない。
断じてない!!」(政宗)
「っ...ぃ、ぃたぃ...。
で、でも友人が...」()
「忘れろ/な/てください。」(政宗・成実・小十郎)
「は、はい。」()
「いいですか、さん。
そんなこと、私達の間では断じてありません。
私は妻子持ちですし、男色などではありません!!
それに......(小十郎)
それから数時間に渡って青い顔をした3人に、『そんなことはありえない』と説明されたのである。
開放されたのは夜中だったとか...。
あとがき
私はBASARAでチカちゃん(元親)と政宗さんが大好きですが、
実は成実さんと小十郎さんも大好きなのです!!!
BASARAのマンガで、メロメロに...
成実さんは無邪気を装った腹黒策士のSだと思うのです!!
小十郎さんは天然なSかなぁ...
だって、政宗さんの家来ですよ?
普通の人じゃそんな、なれません!!
それに政宗さんと成実さんは従兄弟じゃないですか!!
絶対、性格が似てると思います。
あと、BLって室町時代から。
GLは平安時代からあるそうですよ。
レズの方が歴史は長いんですねぇ...