(バグンバヤン)
平成17年11月21日 |
続いて向かうは”バグンバヤン”
道中の景色に椰子の木が目立つようになってきました。
椰子の木の林は私の一番好きな景色です。
椰子畑の脇の小道で慰霊祭。 |
慰霊祭後、この椰子畑の人が我々に椰子の実を振舞ってくれました。
久し振りの椰子のジュース。
初めて飲む人にはたいして美味しいものじゃなく期待はずれだったかもしれませんが、過去にまずいのを飲んだ事がある私にとっては「これはうまい!」
おお、これは上等ですよ。
続いて椰子の実の白い部分を頂く。この部分を「コプラ」と呼ぶのだそうだ。
この白い部分には特に味はないのだが・・・美味しい!
”さっぱり”とした感じ。”ナタデココ”みたいなものです。
ここに、この村の”村長さん”が現れた。
近くに小学校があるというので、それじゃ訪問しようということになり予定外の”学校訪問”を行なうことになりました。
バグンバヤンの小学校 |
小学校の校庭 左端:先生たちと記念撮影 |
何の前触れもなく突然の訪問。
校長先生は不在でしたが、代理者の方が快く了解してくださり、我々は学校内に入りました。
ここで”サプライズ!”
急遽、持参してきた学用品等の贈呈式を行うことになりました。
各教室から先生方に集まってもらい校庭で「贈呈式」を開催しました。
贈呈式 ピンクの服を着ている方々が先生です。 先生も制服を着ているんですねぇ。 |
生徒数300名、教師数10名のこの小学校に”外国人”が訪問するというのは創立以来初めてのことだそうで、学校は上へ下への大騒ぎ。
何の前触れもなく突然”外国人”がやってきたのですから無理もないでしょう。
ついに授業は中断。
子供たちが教室から出てきてしまいました。
教室から出てきた子供たち 小学3年、4年、5年生達です。 |
こちらは6年生達です。 |
私に話しかけてきたのは小学6年生達。
私:「お前ら何歳だ?」
6年生:「僕は16歳!こいつは18歳!」
私:「そんなわけないだろ?本当は11歳じゃないのか?」
6年生:「当り!すごい!どうしてわかったの?」
私:「好きな教科は何?」
6年生:「英語!」
それからは彼らの質問攻め。
彼らの流暢な英語にはマイッタァ〜
小学6年生の英語の質問にシドロモドロ。
英語の苦手な私としては冷や汗ものです。(情けない)
名前を教えてくれと言うので教えてあげたら、私が帰るときには私の名を呼んで見送ってくれました。
なんという人懐っこい子供達なのだろうか。
積極的な子もいれば、引っ込み思案の子もいるのは日本も同じ。
でも、彼らの目の輝きは素晴らしい。
この子供達に囲まれて最高の気分。
あ〜、こういう子供たちを教える先生になりたいなぁ〜
子供のうちから国際交流をすれば戦争なんて起こらないんじゃないか?
こういう子供たちを死なせたくないな。
思いがけず最高の思い出が出来ました。