夜中・・・今日は色々と大変だったそんな事考えながらウトウトとしてると

メールが来た。マジうるさい。こんな時間になんだよって思いながら開くと

南風の奴からのメールだ。

【来い】

何処にだよ。ってか今1時だぞ?

【何処にだよ?】

とりあえず返信した。

【外に出て来い】

返信早いなー。そう思いながら俺は南風のメールを見た。

外に出て来い?何でだよ?とりあえず外に出てみることにしたが、

「遅いぞ!」

何故かそこには南風が立っていた。

何でだよ。本気で思った。

「南風・・・なんで?」

「風鈴って呼べって。気に入ってんだよコノ名前。」

「聞いてることに答えろよ。」

ほんと。呆れる。

「広人から聞いてココに来た。」

広人・・・お前って奴はまた。

「何の用だよ?眠いんだよ。俺は。」

ホントにもう眠い。

「浜東の近くに鬱守(うつも)の崖ってあるだろ?」

「あぁ。」

そこに行くって事じゃないだろうな?ま、考えるまでも無いけどね。

「どうせそこに行くんだろ?何時行くんだよ」

今とか言うに決まってるけど希望は捨てちゃダメだよね!

って俺キャラ違うし。ホントこいつには付き合いきれないな。

「それは明日決めよ。」

はぁ?

「じゃあ何でココまで来たんだよ?」

「暇つぶしに決まってるじゃない?」

夜中の一時にか?やっぱり普通じゃないなコイツ。

「じゃあ明日また会おう!じゃあね」

「あぁ。おやすみ・・・」

って何しに来たんじゃ!あいつ!!!