「葵、やっぱ俺やだよ、こんなこと」

「黙ってて」

荷物に紛れ込み数分が経った時

「お前等、何やってるんだ!?」

警備員に見つかった・・・

逃げようと思ったが銃を突きつけられ、逃げれずにそのまま警察に連れ込まれた。

「お前等あんな場所で何やってたんだ?」

「突然地球にきてそれで帰ろうとして・・・」

オピアは正直に答えた。

「それならRimeの大使館に行けば良いだろ?」

「何それ?」

葵が聞いた

「行ったらわかる。しかし呆れたな、大使館も知らないのか・・・」

「行ったらわかるって言われても場所がわからないんだよ!しかも私等13才だしわかんないって」

葵は反抗的な態度をとったが、警察官は

「ふぅ、そうだったな。よし、俺が連れてってやる。」

そう言い、葵とオピアを大使館まで案内した。

二人は大使館に入って事情を説明し、オピアはRimeまで行ける事になったが、

「私は無理なのか?」

「だってお前地球人だろ。」

そう言われた。

葵はオピアを置いてもう一度警察に行き、さっきあった警察官に

「私は数年前、両親がいなくなった。その理由がRimeにあるかもしれない」

そんな事をいった。

警察官は呆れた顔をして

「仕方ないお金を貸そう。それでいいか」

と、葵に聞いた。

「うん、ありがと。オッサンの名前なんて言うの?」

「フィズだ。」

「Rimeの人?」

「あぁ」

「そうなんだ。お金ちゃんと返すねバイバイ」

そう言って葵はまた大使館に行き、オピアとRimeに旅立った。