運転免許を貰った日・・の巻き 

ちゃちゃ  01年12月 1日

運転免許を貰った日、そう、初めて車を自分だけで運転した日を覚えてる?

19歳で免許を貰ったんだけども、自分で車を買うお金なんかもちろん無かった。

でも、世の中うまくできていて、免許がないのに車は持っている!!っていう友達、T君がいた。

親戚のおじさんから貰ったという、ふるーいカローラ。んで、早速ドライブに行こう!!ちゅうことになった、

確か季節は19の夏だった。ドライブとはいっても、なんせ初めての経験。どこを走っていいのか?どこに行けばいいのか?・・・・わからん。

とりあえず、出かけよう!!と、いうことになってT君と意気揚々と出かけた。1号線を京都方面に向けて車を走らす。

T君は「やっぱり、車はいいよなぁ。」とか、女の子を見つけては「一緒に誘う?」とか、「腹減ったなぁ」とか好き放題。

一方、僕は免許取り立てのほやほや。内心、ハラハラ状態で。2車線もある広い国道なのに
「ねえねえ、車の左側は、まだ道路に余裕ある?」とか、ガソリンメーターがちょうど半分になっているのを見て、「ありゃ。ガソリンがもう無いなぁ」

なんて、ド素人丸出しながら、必死でハンドルを握っていた。
季節は夏、しかも車の中、窓を開けて走っているとはいえ、暑いの暑くないのって・・・たまらん。

T君 「暑いなぁ〜。そや、この車にはクーラーが付いてるはずや。」
ちゃ 「さすが〜、金持ちは違う!そしたら、窓を閉めてクーラーいれよか?」

くそ暑いのに、開いている窓をしめて、クーラーのスイッチオン!!今の車だったら、即、冷風が吹き出すけど、当時の車はなかなか冷風が吹き出ない。

きっと、車も古いからだろう。と、思っていたのですが、10分経っても、20分経ってもいっこうに冷風はふきでない。

それより、窓を閉め切っていて、体中から汗が吹き出て、パンツもシャツもビショビショ状態。

あまりの暑さに「どーも、様子が変だ」ということにようやく気づいたものの、車をどこに止めればいいのか分からず・・・・

せっかくの「夏だ!海だ!ドライブだ!」の計画が、あまりの暑さに、市内一周で終わってしまいましたハイ。忘れもしないのは、夏のカンカン照りのなか、窓を開けたときのあの涼しさ!!


何事も、経験か?