Flesh Water Lure Fishing
《淡水のルアーフィッシング》

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2000/07/09 宮城県・県北地域 5:30〜15:30
 台風通過後で、海は大時化。天気は良さそうだったので、以前から釣行の計画があった、ライギョを狙うべく、仙台市近郊の釣友”クマ”さんに釣行の電話をした。釣況は良くないらしいが、1匹くらいは・・・、と安易な考えで、待ち合わせの宮城県・県北のポイント近くへと向かった。
 ライギョは、テレビや雑誌で見た事はあったが、興味の無かった私は、タックルやリグに関して全く知識は無かった。タックルは釣友から借りて初挑戦!。私の力でロッドは折れないだろうと思われるほど強く、硬い。ラインはPE8〜10号。リールはアブの6000番クラス。これなら、マグロも捕れるか・・・、いや、アシ等は根こそぎ抜けて来るだろう・・・、そんなタックルだった。
 バリバリのロッドはキャスティング時のコントロールが非常に難しく、バックラッシュこそしなかったが、第1投目では、30mほどしか飛ばなかった。彼はこのタックルで60m以上は飛ぶらしい。何とか実釣とキャスティング練習の繰り返しから、50m以上はキャスト出来る様になった。
 クマさんの案内で沼から沼へと移動をする。時期まだ早いとの情報に加えて、強風吹き荒れでは、さすがのクマさんも釣れないらしい。カエルルアーに本物のカエルが追ってくる・・・何ともおもしろい光景で、見ていて楽しい。トップウォーターでのこの釣りは、サイトフィッシングに似ている。ライギョの姿さえ見えないが、反応があれば水面が揺れ動くらしい。ルアー周辺から目が離せない。集中、集中・・。
 4番目の沼にたどり着くと結構釣人が居た。ライギョやバスそしてフナ?釣り・・・。歩き疲れて、集中力が欠けていた午後、いい加減なリーリングに、突如バイト!!!。よそ見していた私は、ゴゴンという手応えに合わせ?を入れるが後の祭り・・・、突然出るなよナー。
 30mほど離れてキャストしていたクマさんが、”ブシュッ”という音と同時にロッドがしなっている。あのビンビンのロッドが曲がっている・・・、あのロッドが曲がるんだー・・・などと考えながら、素早くルアーを回収し、クマさんに駆け寄ろうとした。しかし、クマさんのファイトは、私のルアー回収スピードと同じ早さで、駆け寄った時はすでに魚体が横たわっていた。手尺で50cmのそれは初めて見るライギョであった。
 その後、再びバイトが有り合わせを入れるが、”ゴン”とちょっとのショックだけでルアーが飛ぶ。またしてもフッキングしない。たぶん遅いのだろう、難しい・・・。当初1匹くらいは・・・、甘い考えだったが、悪条件の中、2バイト有っただけで良しとしよう。さすがクマさん、この状況下で釣るとは・・・。本格的には体力づくりが必要の様だ。そのうち1匹だけは釣りたいと思うが、はまらない様に・・・とも思っている。


釣友”クマ”さん
数年ぶりの再会であったが
おしゃべり好きは変わらない・・・

50cmのライギョ
こんなに小さく見えるのは
なぜ?・・・

怖い顔してますが
実際は・・・?

初めて見た本物

最近どうも細長い魚
好きに?なってきた。
今回使用したタックル

オリジナルそのままでは
すぐ壊れたりして
使い物にならないらしく
いろいろチューンを
しているらしい

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