内容 原理 | 上皿てんびんを用いて比重を比べる 食塩水は比重が大きい |
方法 | 上皿てんびんのそれぞれの皿にビーカーを載せ、 どちらの皿が下がるか確認する。 |
結果 | ○ 片方の皿が簡単に下がった。 |
内容 原理 | AgClの沈殿をつくる Ag+は食塩水のCl-と反応してAgClの白色沈殿を生ずるから。 |
方法 | それぞれの液体を薄め、AgNO3を加える |
結果 | ○ 一方は白沈を生じた |
内容 原理 | PbCl2の沈殿を作る Pb(2+)は食塩水のCl-と反応してPbCl2の白色沈殿を生ずるから |
方法 | それぞれの液体を薄め、Pb(NO3)2を加える |
結果 | ○ 一方は白沈を生じた |
内容 原理 | 導電性を調べる 食塩水には導電性があることを利用する。 |
方法 | それぞれの液体にテスターの電極をつっこみ、抵抗を調べる |
結果 | ○ 一方の抵抗は小さな値だった |
内容 原理 | 炎色反応を観察する 食塩水に含まれるNa+は炎色反応するから。 |
方法 | ニクロム線に液体をつけ、それぞれをバーナーにかざして炎色を見る |
結果 | ○ 一方は橙色の炎色を呈したが、もう一方は炎色がでなかった |
内容 原理 | ジャガイモを用いて比重を調べる 比重の関係でジャガイモは水に沈み、食塩水に浮くから |
方法 | それぞれの液体に小さくきったジャガイモ(生)を投入する |
結果 | ○ 一方にはジャガイモが浮いた |
内容 原理 | きゅうりを用いて浅漬けをつくる 浸透圧のため、食塩水につけたものは浅漬けとなり柔らかくなるから。 |
方法 | それぞれの液体にきゅうりを切ったものを入れ、放置した後、 ガラス棒でつついて弾力を調べる |
結果 | ○ 一方には弾力があった。 |
内容 原理 | ほうれん草のおひたしをつくる 青菜を茹でる際、少量の塩を入れると色がよくなると言われているから |
方法 | それぞれの液体を薄めたものでほうれん草を茹で、色を比較する。 |
結果 | × 肉眼でわかるような色の違いは確認できなかった |
内容 原理 | グルタミン酸Naを用いて銅を酸化する グルタミン酸Naと食塩には銅の酸化の触媒としての作用があるらしいから |
方法 | グルタミン酸Naを溶かした溶液に過酸化水素水を加え、ここにそれぞれの 液体をいれて銅線を入れる。 |
結果 | ○ 一方では銅線の周りが青くなっていたが、もう一方には変化がなかった。 |
内容 原理 | コンゴーレッドで布を染色し、媒染材としてそれぞれの液体を使う 食塩水には染料の媒染材としての作用があるから。 |
方法 | 2枚の布をコンゴーレッドで染色し、それをそれぞれ薄めた液体に投入してしばらくかき混ぜる |
結果 | ○ 一方は鮮やかな赤に染まったが、もう一方は、液体に入れた瞬間に青い色に 変わるなどの差異があった |
内容 原理 | 炭電池をつくり、電圧を測る セパレータを電解液で湿らせないと電池にならないから |
方法 | 備長炭にそれぞれの液体を染み込ませたキッチンペーパーを巻き、 その上からアルミホイルを巻いて作った電池の電圧を調べる |
結果 | × それぞれ1.0v 0.7vと若干の差こそあるものの、確信を得るほどの差異はみられなかった |
内容 原理 | 塩化ナトリウムの溶解量を調べる 水にはNaClはよく溶けるが、飽和食塩水には溶けないから |
方法 | それぞれの液体にNaClを入れる |
結果 | ○ 一方にはNaClが溶けきれずに残った |
内容 原理 | 乾固させる 水分を蒸発させると、食塩水からはNaClが析出するから |
方法 | 時計皿にそれぞれの液体をとり、加熱して水分を飛ばす |
結果 | ○ 一方では白い固体が析出した |
内容 原理 | 揮発性の酸を遊離させる NaClを構成する酸のHClは揮発性の酸であるから |
方法 | それぞれの液体にC-H2SO4を滴下し、試験管の口にC-NH3を近づける |
結果 | ○ 一方は白煙(NH4Cl)を生じ、またすっぱい臭いがした |
内容 原理 | NaClを遊離させる 食塩水は飽和であり、Cl-を加えるとル・シャトリエの原理から(?)NaClが析出するから |
方法 | それぞれの液体にHClを加える |
結果 | ○ 一方は白い沈殿(NaCl)を生じた |
内容 原理 | CuSO4の色の変化をみる 食塩水にCuSO4を加えると緑色になるから |
方法 | それぞれの液体にCuSO4を加える |
結果 | ○ 一方は緑色になった |
内容 原理 | 沸点を測る 食塩水は沸点上昇を起こし、100℃でも沸騰しないから |
方法 | それぞれの液体を加熱し、温度計で沸点を測る |
結果 | ○ 一方は100℃を超えても沸騰しなかった |
内容 原理 | 凝固点を測る 食塩水は凝固点降下を起こし、0℃でも凍らないから |
方法 | それぞれの液体を氷で冷却し、温度計で凝固点を測る |
結果 | ○ 一方は-4℃で凍り始めたが、もう一方は-1℃弱で凍り始めた |
内容 原理 | 炭酸水素ナトリウムを沈殿させる ソルベー法の反応の一部を利用すると、食塩水の方ではNaHCO3が沈殿するはずだから |
方法 | それぞれの液体にC-NH3を加え、そこにCO2を吹き込む |
結果 | × どちらの液体もなにも析出しなかった |
内容 原理 | 鉄を酸化させる 食塩水には鉄の酸化触媒としての効果があるから |
方法 | それぞれの液体に鉄粉を入れてかき混ぜ、しばらく放置する |
結果 | ○ 一方の液体は黄色っぽくなったが、もう一方は色が変わらなかった。 |