第2回

トニオ二等兵日記
第2回目

ただいま戦闘中だよ♪
ちょい休憩・・の間にふふふ
今回は貴重な会話をGET出来た。
そう、メルカッツ提督の会話だ


『はぁ〜なんていう司令官だ・・・・
もう金髪の陶器人形など言えないな・・・
緒戦の勝利はまぐれではない・・・彼の実力だな・・
シュターデンなどはまぐれだと思ってる・・だから、あの男は・・
理屈だおれのシュターデンなどとバカにされるのだ・・無能者め
今回の作戦・・・私になら出来たであろうか?・・・いやムリだな・・
・・・若いということはいいものだな・・・
なんて大胆な新しい発想が出来るのであろうか
うらやましかぎりだ・・・私ももう少し若ければ・・・

しかし、司令官の親友の赤毛の坊やが気になるな・・・
何かやりきれないような顔をしていたが・・・
私と目が合い、すぐそのような顔をしなくなったが、不思議だ・・
失恋でもしたのであろうか?・・・あの歳になると恋愛も多いことだろう
まして、私とは違いハンサムな彼なら、恋人が5、6人くらいいるのかな?
うらやましいかぎりだな・・・・私の若いころと変わってほしいよ全く・・・
私の若いころは・・・モテなくて淋しい時期だった・・・
激しい、命がけの戦闘をし、安月給で風俗に・・・・
今思い出しても・・・かなり淋しい青春だな・・・

私のお気に入りのイングリットは今何をしてるのかな・・・彼女のあれは最高だった・・・
はっ、何を言っているんだ私は・・戦闘中に・・・ん?・・・・・
テント?・・やばい・・・部下に見られたら・・・噂が・・・私のイメージが・・
こーいときは・・・妻の裸を思い出せばおさまるはず・・・妄想!!!5秒経過・・・
ふ〜おさまったか・・・よかった・・・・・こんな方法を取るとは・・・・
もう妻に魅力を感じなくなった証拠か・・・私も罪な男だな・・・・
この歳になって愛人を作るとは・・・フランシスカ元気にしてるかな?
この戦闘が終わったらすぐ会いに行くからな、待ってろよ
だから、死ねぬ、絶対死なないぞ、今回の戦闘では

そう考えると今回はラッキーだったのかも・・・司令官がアレほど優秀なのは
これもすべて、愛しのフランシスカのおかげだな・・・・愛してるよフランシスカ
そうだ、シュナイダーが相談があるといっていたな・・・この戦闘が終わったら聞いてやるか
どうせ、例のミネルバとのことだろうが・・・まったくシュナイダーは・・・
自分にあった女性を選べと忠告したにも関わらず・・・あんな気の強い女性を選ぶとは
しりにしかれまっくてるではないか・・・困ったことだ・・後でアドバイスでもしてやるか
しかし、ミネルバはかわいいのぉ・・・・あらなら性格より顔を選ぶか・・・
それに比べてフランシスカは・・・ふふふふふっ・・・・

良し、そろそろ目前の戦闘に集中するか・・・苛烈さが増してきてるな
全艦「ファイエルー!!」・・・・・

それにしても・・・・老兵の時代は去ったのだな・・』




これはすごすぎな会話だ・・ちゃんと録音したぞ!
かなりの高値で売れるはず・・メルカッツ愛人いる
あの謹厳なメルカッツ提督に愛人・・・人は見掛けによらないな
まぁお偉いさん方は愛人の一人や二人くらいだれでもいるか・・・
ろくでもないやつばからだもんな・・・
それにしてもメルカッツ提督の若いころと自分の今・・・そっくりだ・・・
そう言えばお気に入りのモニカのお婆さん・・・確か名前イングリットとかいってた気がする・・・
もしかして・・・・孫か?・・・いや、そんな名前たくさん入るはず・・・
・・・やっぱ確認してみよう・・・孫ならどうしようか・・・
そうだ、メルカッツ提督に教えてあげよう〜っと、どうなるか楽しみだな♪

なんて考えてるヒマ無し・・・敵が・・・撃て撃て撃てぇーーーー
やば・・・味方に・・・・どうしよう・・・これで4機目だ・・・
・・・ドォ〜ン・・・・うわーーーー(砲艦席から落ちる)
ガチャ・・・・
あぶな〜敵ミサイルかすったよ・・・くそ〜もっと撃たなくては・・・
ダダダダダダ・・・・・
モニカ君の為にがんばるよ!!!




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