銀河昔話 6

『昔々、都から少し離れた田舎に鉄壁が一人で楽しく住んでいました。
鉄壁は毎日一人寂しく友達もいなく哀しい人生を過ごしているように見えましたが
実は彼には唯一の趣味と言うか日課がありました、彼は昔両親に聞いた昔話を信じていたのです。
昔話曰く、家の近くの海の海岸にあるぶっとい松の木、あれは伝説の木だ
伝説の木に毎日通えばかならず誰もがうらやむ美しき女性とめぐり合えるだろう
出会った後は自分のちからでがんばりなさい!!
ってことで鉄壁は美しき女性に出会った時の為の色々なシュミレーションを毎日妄想し楽しく過ごしていたとさ
ある日いつもの日課、松の木を見に行った時、なななんと伝説の松の木に
なんと言えばいいんだろう・・・この世のものともいえない美しい羽衣が掛っているではありませんか
鉄壁は羽衣に近づきよくよく見てみました。
羽衣は色といい手触りといい、匂いも最高!!すばらしいの一言です。
彼は羽衣を自分で着たり、またでコシコシしたり、感触を楽しんでいました。
そして一段落つきました、鉄壁は美しき女性には出会えなかったがすばらしい羽衣をGETできた。
昔話は嘘ではなかったってこと両親に感謝し羽衣を家宝にしようと鞄入れ帰ろうとしました。
その時である

「私の羽衣を返しなさい」

っと怒号が後ろから聞こえてきました
鉄壁はビックっとビビリながら後ろを振り向きました・・・・鼻血ぶーで彼は気絶しました。
なんで気絶したかって??だってその返しなさいといった人物裸なんだもん・・・

さ〜〜って話がわからない人の為のこの謎の人物&なぜ裸か?を鉄壁の気絶中に説明しよう
謎の人物は天から黒髪天女である、なぜ天女がこんなとこにいるかってそれはね、彼女はこの海岸で
毎月水浴びをしに来ていたのだ、その後は想像に任せる
今まで鉄壁に出会わなかったのは・・・まぁ時間が合わなかっただけだ。
今日はちょっと事情がありいつもよりがかなり早く水浴びにきた黒髪天女
いつも通り水浴びをして、羽衣を着てさぁ愛しの彼の所へ・・・って時に
あれれ??羽衣がないではないか!!!ん??前方に男が一人・・読めたって事で怒りの怒号をかましたのである
裸だったのは着るものがなかっただけって理由です・・そろそろ鉄壁が気がつく頃だから話を戻しましょ

鉄壁は心地よい、なんかめちゃくちゃ気持ちい、やわらい、などなど思いながら気がついた。
そして自分の現状を把握したのである、そしてまた鼻血ぶーであったが気絶はしなかった。
鉄壁は必死に意識を保ち・・

「あなたは??もしや私の妻になる人ですか??」

など暴走し始めた

「何を言ってるのですか?違います、私はあなたが盗もうとした羽衣の持ち主です、羽衣を返してください」

「羽衣??・・・・あーあれかあなたのだったのか・・・・」

その時鉄壁は思い出した自分はこんな美女の羽衣であんなことやこんなことをしたのか・・
しつこいようだがまた鼻血ぶーである・・天女から見ればかなりヤバイ奴である

「そう私のです、早く返してください、あれがないと愛しのじゃなく天界の帰れないのです」

黒髪天女失言の瞬間であった!!愛しのと言葉を聞いた時鉄壁の中で悪が目覚めた!!

「いやじゃ、あれはおらが拾ったかおらのモンだ、もうおらの家宝にするって決めただ」

「そ、そそんな・・・・ひどい・・ひどい理屈・・・覚えてらっしゃい、あなた後でどうなるかを」

「ほうお前おらにそんなこと言って言いと思ってるのか??今一瞬おらのやさしさで
羽衣を返してやろうとおもたのに・・・・やっぱ返してやらん」

「ごめんなさい・・お願いします・・・なんでもしますから羽衣を返してください・・・・」

「なんでもするだと・・・ちょっとまて・・・考える」

そう言って鉄壁は必死の自分の考えを整理しようとしました。
鉄壁悪魔曰く羽衣での感触を忘れたのか??返せばあれをもう一生味合えないんだぞ!!
鉄壁天使曰く羽衣を返せば天女に恩を売れ、ついでになんでもしてもらえるぞ
鉄壁は迷った悪魔と天使の言葉、どっちを聞こうか・・・どうしよう・・・
その時閃いたのである・・・鉄壁悪魔の最悪の笑みをこぼした瞬間であった

「天女よ、わかった羽衣は返そうっが条件がある・・私は童貞である
天界には天人の体位というもんがあると聞いたことがある、だからおらにその天上の体位をしてくれ」

「天人の体位ですと・・・そんな・・あれは・・・あの人の為だけ・・なのに・・・ひどいわ」

天女ピンチである・・・・鉄壁はどうせ天人の体位をしても羽衣を返してくれないはず
そうだ、こうなったら嘘つきまくりこの場をなんとか脱出するしかないと、天女は決心した

「天人の体位をするには羽衣が必要なのです・・だから羽衣を返してくれたらしましょう」

「なに・・羽衣が必要だと・・嘘だ羽衣を着た瞬間天に帰るきだ、おらをだまそうなどあまいぞ」

「そう思いなら結構、あなたに体位を味合わせることはできませんわ
それにそんな考えは人間社会だけのものです。天界に偽りはありませんわ」

鉄壁は女性経験ぜろである、まして女性としゃべったこともほとんどない
そう考えると経験豊富な天女との駆け引きに彼が勝つ可能性はなかった・・・
そんなこんなで駆け引きすること5分・・・鉄壁は折れた・・・負けたのである

「わかった羽衣を着れば、ほんと天人の体位をしてくれるんだな、信じるぞ・・ほら」

鞄からちょっと臭くなった羽衣を天女へ渡した・・・瞬間・・天女は羽衣を身につけ空へ一っ飛び
鉄壁の手の届かない場所へふわふわ浮いて

「なんてことを・・・この臭い・・・あなた覚えてらっしゃい・・・人間の分際で・・後日天罰を味合わせてあげるわ」

鉄壁は天罰を味合わされるより・・だまされてことに腹を立てていた

「約束が違うではないか、天人の体位をしてくれる約束は・・・・おらをだましたのか??」

「初めからあなたが理不尽なことを言ったからそんな約束を守る必要はないのよ
じゃーね、えっちな童貞さん♪あなたに合った人に筆卸してもらいなさい」

「天女が嘘ついていいのか!!天界ではどーだらって言ってたじゃないか」

「あら、ほんとはね、天界も人間社会と同じくらい・・もしかしてそれ以上汚れているわよ、じゃーね」
そう言い天女は天ではなく、都のほうへ飛んでいった・・・

鉄壁愕然であった、だまされた・・・・羽衣も体位も両方手に入れられず
二兎追うものは一兎も得ずこと、エロは一つに絞れと言う格言を学んだ瞬間である
そうそう後日天女の天罰を鉄壁が食らったかは謎であるが
鉄壁が女性不信になった事実は確実であった・・・おしまい』

はっ・・・・・またこの悪夢か・・・最悪の悪夢でミュラーは目覚めた
悪夢・・・・いや悪夢と言う名の思い出・・そう今の夢はミュラーの苦い恋愛記録である
昔ある貴族に悲惨な振られ方をしてからであるミュラーが恋愛恐怖症に陥ったのは・・・
そしてこのように毎日彼は昔の思い出を悪夢として見ているのであった
いつになったらこの悪夢から開放されるのであろう・・・・・

後日彼は夢占いの達人ロイエンタールに夢の相談をした
占いの結果は誰にも語られていないが
キルヒアイスが亡くなった時から悪夢を見なくなったと周りのものに洩らしていた
事実がなにを語っているかは皆さんの想像に任せる・・・・




後書だぞ〜〜
ふ〜一応月一回更新を守れた教官です・・・
やばかったネタがないってことで無理やり書きました・・
訳のわからぬ内容になっているが次ぎに期待してください
もっと普通に話を進めようかなってしたんだけど・・みゅらーは苦手です
書きずらかったと言うより・・オチが思いつかないという悲惨な目に合いました
たぶんもう彼は書かないでしょう・・・
ふ〜世間はGW・・・私はなにを書いているのだろう・・・ちょっと哀しい気分の教官です
銀伝ネタが尽きてきていると言うかすでに尽きた教官次ぎは書けるのであろうか??
まぁがんばります気合を入れて今回は絞めます、では後日会いましょう



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