世界の一部国際放送局は、経費削減、職員の退職などで、短波放送を縮小しています。 そしてこれらの放送をインターネット放送へ移行しています。 今、世界中の放送をReal Player、Media Playerなどを使用して快適に聞くことができます。しかしちょっと待った、いくら時代が変わろうと短波放送は必要である。
　世界で緊急事態が発生したときなど、まずこの短波放送が大きな役割を果たしていることを忘れてはならない。PLC推進派は短波放送のすべてがインターネット放送へ移ったかのような発言をしている。とんでもない暴言である。
　短波放送を聞く環境はますます厳しくなっています。これ以上ノイズを増やさないためにもクリーンな受信環境を維持しましょう。今家電メーカー・電力会社が、電灯線を利用するインターネット(PLC)を実現するための実験が行われています。これをすすめる為に規制緩和を求め短波帯にまで周波数を広げようとしています。これが認められると街にある電灯線からもノイズが発せられ、中波・短波帯の放送受信が絶望的になることが予想されます。欠陥商品だったＩＳＤＮは激しいノイズを発しているのが野放しにされています。これ以上自然界の人口ノイズを増加させる規制緩和は必要ありません。地球環境をクリーンにしようと叫ばれているときに、電磁環境だけこのままという考えには納得できません。
　いくらインターネット放送が増えても短波放送がなくなることは決してありません。「IT革命」、「規制緩和」と聞こえの良い言葉に翻弄されないよう雑音を発する電灯線利用のインターネット構想に反対しよう。
もうこれ以上中波短波帯のノイズを増やさないで！！！！！

　ここにまとめてある短波放送周波数リストにはなんと一万波以上が掲載されている。世界中でこれだけの短波放送局が毎日休みなく電波を送り届けているのである。

世界のインターネット放送局