第2子妊娠出産記

妊娠初期

1歳3ヶ月の息子を抱え、妊婦生活開始。

抑うつ眠気が酷い
それに加え、わからんちんの息子の甘えやグズリ。
正直しんどいの一言に尽きる。
しかし、家に1日中いるのも飽き飽きな息子な為、
1日1回は外に出る。
公園で私自身の息抜きになり具合の悪さから開放される時もあれば、
たかだか10分いるのも辛い日もあった。

唯一の救いが、息子のお昼寝が2回あったこと。
これだけは有り難かった。

薬はレキソタン2ミリを具合悪い時に服薬。
薬を飲むと眠気が増し育児が更に辛くなるので、
服薬は正直したくなかった。


妊娠中期

胎盤が出来たせいか、PDの調子は良い。
しかし、育児ストレスか?
育児がしんどく思える日が増える。

二人目が生まれることに不安を感じる日々
旦那にその思いを泣きながら話したり
心理カウンセラーのHPに救いを求め書き込むこともあった。

そんな中、地域の子育て支援事業に参加するという新たな試みもしてみる。
鬱気味だし緊張すると眩暈を起こす私としては、
かなりの勇気がいった。

しかし勇気を出した甲斐あり、仲良しママさんが出来る。
PDのことは隠したまま付き合いがはじまる。
(↑ベタベタな関係ではなく、ある程度距離をもった付き合い。)


妊娠後期

妊娠後期の心配ごとといえば
出産のことのみ

とにかく出産が怖い。
経産婦とは思えないくらい私は臆病だ。

第1子を無痛で産んでる為、絶対それ以外の出産は考えられなかった。
迷わず無痛希望

出産のコトを考えると不安でしょうがない。
お腹も大きくなるので、不眠気味。
寝れない夜に無痛が出来ない曜日に出産になったら・・・
そればかり考え精神的にも不安定な日々。

そんなんで夜はレキソタンをMAXまで飲むことも。
自己嫌悪に陥る。
どうすりゃいいんだ(x_x;)

パソでPD仲間に愚痴る日々が続く。


出産当日

検診ではいつも「子宮口が堅い。予定日より遅くなるかも」
と言われてたので、
便秘気味だった私は、予定日を明日に控えてるのを承知で
下剤を使用。
※予定日に絶対産まれないと思ってた。

当然朝から腹痛によりトイレに駆け込む。
便秘は少しづつ解消されてくが、
まだまだ出し切ってない感じ。

息子が旦那と外で水遊びをしてるので、ビデオ撮影しつつトイレに行く。。

撮影→トイレ→撮影→トイレの繰り返し。
かれこれ1時間。

もしや陣痛??

いやお腹の張りは感じないし・・・。

それほど規則的な痛みじゃないし・・・。

あぁ、もうひと踏ん張りでスッキリしそうなのにぃ。

トイレで力む。

プシュー!!!

??お股から今まで聞いたことのない音。

はっ・・・破水・・・!?
今までの痛みは・・・じ・・・・陣痛!?

ひぃぃぃ助けてぇ・゜・(ノД`;)・゜・

痛みに倒れる私。
※旦那はこの時、水遊びで体が冷え切った息子をお風呂に入れていた

休みなく体の中心から沸いてくる激痛。
祭日で仕事が休みだった父と母が私を病院へ。
もう病院へ行く車の中暴れまくりの私。

病院に着くが自力で歩けず車イスで移動。

先生の顔が神様に見える。
産科の廊下で大声で叫ぶ私。
「先生助けて早く麻酔して!麻酔!
痛い〜〜〜〜〜〜」

「あみママさん、まず診察しましょう。
いいですか?落ち着いて。
痛い時は痛いっていう代わりにフゥと息を吐きましょう」
と医師。

ムリじゃ〜〜!!

歩けないくらい痛いっちゅうのに、
診察台に自分であがれというのはなんてことなの!?
必死で登ろうとするが、そういえば下着履いてるじゃないか・・・。

「パ・・・パンツ脱ぐんですか〜・゜・(ノД`;)」

もう、痛みで恥ずかしさも何もない私。
とにかく痛みから解放されたくて、麻酔を早く打って欲しかった。

診察台ではお腹の辺りで普通はカーテンが閉められるが、
私のパニックを気にしてか、あえて開けての診察。

「もうそこにいます!!」助産士の声。
「分娩室には間に合わないわ。ここで産みましょう。
麻酔するより産む方が早いです」
と医師。

えぇ!?
無痛にしてくれないのぉ(T△T)ウソでしょう?
しかも診察室で産む!?

病院に着きわずか15分。
着の身着のままの格好。
まさかまさかの自然分娩にてれいちゃん誕生!!


産んだ自分も本当にビックリの出産でした^^;


さて、気になるパニック発作ですが、パニックにはなったと思う。
でも、これはパニック障害者ならこの違いがわかると思うのですが
慌てふためく・・・という意味合いの
普通のパニック状態
のことです。


2回の出産で無痛自然も経験しましたが
どっちが良かったか・・・というと
6時間の無痛分娩より
45分の自然分娩の方が良かったです^^;
※同じ時間なら絶対無痛が良いと思うに違いないです。


産声は自然分娩の方が断然大きかったです。
産後の体は自然の方が楽でした。
無痛だと、麻酔の管が背中に入ってた分
少々後でも痛いってくらいの違いですけど。

分娩方法はどれが良い・・・なんて絶対的なモノは私はない!と思ってます。
どんな分娩でも、危険はつきもの。
無事生まれてくれれば良いと思うのです。

パニックの不安。
痛みの不安。

私は特に強く感じる人でした。
それを踏まえ分娩方法を考えました。

自分の望む分娩スタイルが叶えば少しでも安心して
出産に臨めると思っています。

これから出産する方
ガンバってください!!p(*^-^*)q




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