妊娠出産記

妊娠初期

妊娠発覚当時、ひどい眩暈に悩まされる
まだ虎の○病院にも行っていなかった為、
薬を飲んでいいのかわからずとりあえず断薬を試みるが、
今まで経験したことないくらいのひどい発作が襲ってきた。
眩暈、不安感、恐怖感、動悸、不眠・・・
生きた心地のしない日々。
「生きてるのが辛い・・・」初めてそう思った。
「薬を飲めない」ということが、とてつもないプレッシャーになっていた。
だから病院で「飲んでも大丈夫」という言葉をもらった時
涙が出るほど嬉しかった。

服薬OKが出てから不思議とパニックの発作が軽くなっていった。
プレッシャーから開放されたからか、
それともホルモンの変化に体が慣れたからなのか?
わからないけれど、有難いことだった。

どうしも辛い時は薬を飲むぞ!!
常にそう思いながらの妊婦生活の始まりだった。

ちなみにつわりは食べつわり!
空腹を感じると吐き気がするY(>_<、)Y 
だから、食べて、食べて、食べまくった。

妊娠中期

皆が楽しみにしてる胎動・・・
パニックが起きる気がして私は怖かった。
だって不思議・・・お腹の中から動くなんて。
今までにない未知なる体験を想像するだけで恐怖。

友達に「胎動が怖いんだけど・・・」
と相談するが、
「う〜ん、変わってるね」とわかってもらえず。

お腹が少し動いても、「腸が動いている」と思い込んでいた。
しかし、6ヶ月のある日とうとう・・・
「気づいてよ!!」と言わんばかりに強く蹴られた感触!
いつまでもウン○のせいにしてたから怒ったみたい。
ちょっと反省・・・
最初はビクビクしたけれど、だんだん楽しめるようになってきた。←これは意外!!
この頃赤ちゃんが男の子とわかり旦那と大喜び!
名前は旦那が考え、
お腹に向かって呼んだりしていた^^

妊娠後期

さぁ、出産が近づいて来ました!
弱虫の私は情緒不安定・・・。
いくら出産の本を読んでも、ネットを見ても落ちつかない・・・。
痛みってどんな感じ?
陣痛の最中にパニくったらどうしよう!
不安な思いばかりで、愚痴ったり泣いたり・・・。
さすがに旦那も「生む前にお前がダメになる・・・」
と心配した。
そんな私の気持ちはよそにお腹の赤ちゃんは
毎日一人運動会状態!!
胎動が大きくて「ううっ!」って感じだった。

10ヶ月に入り里帰りをする。
病院の先生や看護婦さんがよく不安な思いを聞いてくれた。
いろいろ話あった結果
計画無痛分娩にすることになった。
計画的に行う方が病院の体制上安全とのこと。
計画的・・・ってのは少し抵抗があったが、
安全を考えるとしょうがないよな・・・と思った。

出産

計画した日より早く自然に陣痛がきた!
これで陣痛を誘発する必要はなくなった。
痛みが弱いうちに麻酔の準備をすることに・・・
緊張のあまり普段低い血圧が上がってしまった。
もう一度血圧を測りなおす。

背中に注射を打った後、麻酔を注入するチューブが入れられた。
ドンッと腰に重い感じがした。
麻酔の注入は私の「耐えられない・・・」という自己申告があってから。
麻酔は一定量を自動に入れる装置によって注入された。
陣痛は思ったより感じた。
意外と子宮口の開きが早かったようで先生が驚いていた。
麻酔を入れてから6時間で分娩台へ・・・。

分娩台では麻酔を一度きった。
分娩台まできたらもうゴール・・・
と思ったがそうもいかず。
急に開きが遅くなり促進剤を使う
次から次へ強い痛みが襲ってきた!
お腹も腰も痛くてわめく私を見て麻酔を追加。
結構麻酔が効いたみたいで、強い生理痛のような痛みになる。
下半身に感覚がなくうまくいきめず
先生が腹圧をかけた!


5月26日午前11時6分

りゅうちゃん誕生!!  3002gでした

少し遅めの泣き声を聞いたとき涙が溢れてきた。
私が母親になった瞬間だった。




トップへ
トップへ
戻る
戻る