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自宅での生活(生後1ヶ月〜3ヶ月)

いよいよ自宅に赤ちゃんがやってきました。
オムツ替え、ミルク、おフロ・・・基本は一応できたつもりですが。

ここでの目標は・・・
妻が一泊いなくても自分で赤ちゃんの面倒をみられるようにする!



■最初の3ヶ月はハード
赤ちゃんはとてもかわいいという前提はあるのですが、特に最初の3ヶ月、育児はとてもハードです。昼夜問わず赤ちゃんは約3時間に1回は(・・・とも限らないところがまたツライ)、母乳を求めます。
はじめはお母さんも授乳に慣れていませんし、赤ちゃんも飲むのに慣れていないためイライラして泣いたりします。夜中でも簡単に寝付いてくれるとは限りません。などなど、とてもハードです。

実家でお世話になっているときは、妻のお母さんのフォローがあります。前日に赤ちゃんがぐずったなら、妻のお母さんに任せて昼寝をすることもできるでしょうし、アドバイスで安心することもあると思います。ただ、自宅に戻ってくるとそうはいきません。

ただ、3ヶ月を目安に赤ちゃんもペースをつかみ、ぐっと楽になります。そう思ってがんばってください。

■妻のケア
最近、育児ノイローゼということばをよく聞きますが、私が端で見ていても、これは多いだろうなあと思います。考えられる主な原因は・・・

・睡眠不足(いつ起こされるかわからないので、眠りが浅い)→疲労蓄積
・当初、うまく母乳を与えられないことがストレスに
・赤ちゃんにつきっきりで気分転換ができない(しばらくすると慣れますが)
  初めて赤ちゃんと1対1で、3時間一緒にいたとき、私は無性にタバコが
  吸いたくなりました(慣れないと赤ちゃんに集中しすぎてしまう)
  もともとタバコは吸わないのでコンビニに行ってコーラ飲みましたが・・・

新聞で読んだことがあるのですが、ポイントは・・・
「妻に夫婦2人で子育てをしていると思ってもらえるか」
だそうです。
実務的には子育てはほとんど母親が行っているのですが、子育てを夫に「まる投げ」されたと妻が感じるとかなりツライと思います(今、自分はできているのか、今後、できるのか正直、課題ですが)


自分に似ているところがあるとうれしくなります。
でも女の大足はなあ・・・

疲労・ストレスの解消が課題ですが、夫にできることはこんなことかと思います。

・夫の休日は「母親の自分の時間」をつくる
妻を赤ちゃんから解放する時間を作ってはどうでしょう。妻は買い物に行ってもいいし、友だちと遊びにいってもいいし、昼寝をしてもいいし(昼寝は赤ちゃんがいない部屋で)

逆に夫は日頃、赤ちゃんと遊べないのでちょうどいいと思います。私は公園へ連れて行って、本を読んでいたりしました。外にでると、赤ちゃんは意外とご機嫌です。もちろん、夫婦で赤ちゃんを連れて公園にいくのも楽しいです。


公園でお散歩


ドライブは好きなようです。不思議と泣き止みます。長時間1人で面倒を見るときは私の実家に避難?しました。親も喜んでくれます。


おフロは独占したいほど楽しい

・話を聞く
「昨夜は3時に泣いて、おっぱいをあげたんだけど、その後、寝付かなくて5時まであやしてた・・・」など夫に奥さんは矢のように状況報告をすることもあると思います。
ある本で読んだのですが、こんなときは相づちを打って、聞き役に徹するのがいいそうです。話を途中でさえぎって、「要は・・・だよね」と話をまとめようとするのが男の癖だそうですが。特に、回答は求めていませんから、聞いてあげましょう(自分も疲れていたりするとツライのですが)

・後に延ばせる家事は後で
洗濯、買い物などは週末にまとめて夫婦で行うのもいい方法です。ここまでしないまでも、疲れていたらそれでいいんだと思うだけで、気が楽になると思います。皿洗いや食事も無理ならやらなくていいくらいの取り決めをしてもいいと思います。特に完璧主義の奥さんは要注意。

・疲労の度合いを見分ける
寝起きを観察するのがいいと思います。赤ちゃんが泣いていて、母親が起きなくてはと思っているのに何分も起きられない。これはかなり疲労がピークに達しています。注意しましょう。仕事から帰って来たときなどケロッとしていたとしても、怪しいです。

これはマズイと思えば、妻の実家か、ちょっと大袈裟かも知れませんが心療内科に相談したほうがいいと思います。何事も早期発見!早期治療!もちろん初期疲労の段階で芽を摘んでしまうことが重要。

■この頃の課題
お宮参り(1ヶ月検診が終わった頃)


記念植樹(課題ではないのですが、自治体で苗が配られたりします)

国連の旗に使われる「平和の象徴」オリーブなんて頂きました。
真ん中の背の高い木です。

■母乳で育てることを希望する方へ
この本はネットで検索していて見つけました。
「母乳は絶対でる!」という個性の強い本で、読んでみて自分の納得できる部分を取り入れる程度がいいと思います。
因みにこの方式のマッサージは全国に開業している技術者がいるので、受けることも可能かと思います(本書の巻末に一覧表あり)。うちの妻も受けて、よくなりましたし、比較的混雑しているようです。残念ながら健康保険適用外。ご参考に。


『桶谷式 母乳で育てる本』主婦の友社1500円


また変化がありましたら連載を再開します・・・


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