浴衣が着たい

藍や白の浴衣が好きだ。
それも、絽や紅梅ではなく、シンプルなコーマ地の浴衣。
とはいうものの、中々着る機会がないのが浴衣だ。
湯上りには本格的な寝巻を着てしまうし、
ちょっとした外出には「ちょいちょい着」を着てしまう。

今年こそ盆踊りに行こう。
だって浴衣が着たいから。
 
白地の浴衣は夜に着るのが好き。
きっぱりとした白地は、太陽の光よりも闇に映える。
大好きな竺仙の瓢柄に、博多(茶色地に藍の独鈷)の半幅帯を。
博多は、一本独鈷が断然好き。


普段は貝の口の帯結びを、今日は珍しくブンコに。
きっぱり・すっきりの浴衣には、
そして年増には、貝の口のほうが相応しい。


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