・ここ数年、ヘア・カラーを楽しまれている方が非常に多くなってきました。ちょうど１０年ほど前に
「茶髪（ちゃぱつ）」という聞きなれない言葉が出てきたのを今でも覚えています。そのときはまだただ単に
黒髪から茶色、金髪へとの変化くらいでした。それから数年で、今度は同じ茶色でも黄系、赤系、
その間のオレンジっぽいカラーがでてきました。
　この頃にはもう随分カラー人口が増えてきて男性の茶髪もそんなに珍しいものではなくなってきました。
それから少しすると今度は原色。きれいな色が髪の毛そのものの色に邪魔をされることなく町を歩く
若者の頭を飾るようになってきました。それから近年、くすんだ色（茶色〜黄色に青みや緑が
混ざっているもの）が流行しており、また今年にはカッパー「定義としては銅（１０円玉の色）見たいな色と
いうことになっています」色というのも出てきて来年はまたナチュラルでありながら色味を楽しむという方に
向かっていくという世界のカラー機関からの話が出ています。　
　ここで皆さんに知っておいていただきたいのは、今までカラーの楽しみ方が増えるにつれその明度や
頻度が増してきたことです。これはすなわち髪の毛にそれだけのダメージを与えることであり、ということは
お店に来たときだけではなく御自宅でも充分なケアが大事になってきています。
　私達店側もできる限り来店していただいたときのダメージケアは施術させていただきます。しかしながら
色んなカラーやスタイルをもっと楽しんでいただくにはやはり店側とお客様両方で髪の毛の環境を
守っていく必要があると思います。皆さんもお店の担当のスタイリストさんとよく相談されてもっと素敵に、
そして綺麗な髪を大事にしながらへア・スタイルを楽しんでください。