ダイモンインザダーク


君 どこへ行くんだ
その先には崖がある
「そんなものありゃしないさ。」
手探りで進むしかない世紀の幕があく

ある日彼らは消えてしまう
闇から闇への転生
光を持たない魂の群
暗闇のダイヤモンドを認識できないように

意識は幼稚でもプライド高く
(それではヤツラのいいなりだよ)
考えることはしないで行動
(陰でほほえむ上流社会)

巨大情報量の海の中
津波に飲まれる私たち
右向け右の毎日で
ロボットの日々は続くよどこまでも

開放されるのはいつの日だろう
心安らぐ日はくるのだろうか
信頼あえる仲間と語り合う日は
私の才能や特技が回りを幸せにする日はくるのだろうか

小鳥がさえずる森がある
きれいな小川のメダカたち
ピクニックをした小高い丘や
森の川でのカッパたち
夕焼けこやけて日が暮れて
あしたも元気にがんばろう
一緒に通ったあの道は
全ては幻影 過去進行形

歓喜状態にいたのにかかわらず
地球に転生してしまった私たち
いつかは還ろう
ニルヴァーナ


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