Technique
魚の目にピントを合わせる
カゴカキダイ
撮影場所:伊豆大島
撮影日 :98年8月26日
魚を横から撮ろうが斜めから撮ろうが、魚の目にピントが合っていなければ、どこかぼけたお間抜けな写真になってしまいます。がんばって目にピントが合うようにしましょう。
ストロボの向きに気をつける
メガネゴンベ
撮影場所:宮古島
撮影日 :98年10月7日
陸上写真の様に被写体の真正面からストロボを当てると、水中のちりに光が跳ね返り、まるで雪が降ってるみたいな写真になってしまいます。その為、できるだけストロボ自体をカメラから離し、被写体の斜め45°上から光が当たるようにセットしましょう。ただし、潜ってるうちにストロボの角度が変わっている場合が多々あります。出来るだけ撮る度に角度のチェックをしましょう。
被写体より早く泳ぐ
ブラックフィンバラクーダ
撮影場所:マレーシア/シパダン島
撮影日 :99年12月2日
じーっとしている被写体を撮る場合は問題ないのですが、ほとんどの水中の被写体はじーっとはしていてくれません。あわててシャッターを切ると殆どの写真はピンボケになってしまいます。それを防止するために、被写体よりも早く泳ぐことをおすすめします。って言ってもかなり難しいのですけどね、、。しかし、早く泳げない方には別の方法があります。それは、被写体の動きを読み、先回りする方法です。少し時間はかかりますが、確実に被写体を捕える方法です。
水が濁っている場合はストロボの電源を切る
ギンガメアジの群れ
撮影場所:マレーシア/シパダン島
撮影日 :99年12月3日
余りにも水に濁りがある場合は、ストロボの向きを調整しても細かいちりがたくさん写り込んでしまいます。それを防ぐためには、ストロボの電源を切ってカメラを水面に向けて写真を撮ります。その時は出来るだけ太陽の光がフレームに入るようにすると、幻想的な写真が撮れます。
露出/シャッタースピードはオートにする
アオウミガメ
撮影場所:マレーシア/シパダン島
撮影日 :99年12月1日
前にも述べた様に、被写体はじーっとはしてくれません。それなのに露出/シャッタースピードをあれこれ調整していると、あっという間に撮りたいものはいなくなってしまいます。ですので、ここはじっとこらえてオートで撮りましょう
以上のことに気をつければ、たいていうまく撮ることが出来ます。