Nov21'02

 お金、パスポートとこれがあればどこへでも行けると言われるほど大事なものというか欠かせないものです。
だからってこの二つだけで旅してる人はそういないとも思えますが。
 予算を組んで貯金して旅に出るというのが一般的かなと思いますが、個人旅行でとなると その人によって一日の必要額はだいぶ代わるみたいです。ツァーだと、ご飯代と買い物をどれだけするかでだいぶ違うし、個人旅行も、泊まるホテル、食べるところなどのクラスでだいぶ大幅に違ってくるのではと思います。パッカー的だと一食 100円以内、フルーツシェイク30円前後、宿泊シングルシェアバスで200円くらいからというところかなぁ。ドミトリーだともっと安いところもあるみたいです。インドあたりで100円以下というところもあるようですが、部屋を見てこれは泊まれないと思ってしまったことがありました。
 ということで、予算はその人次第なので自分の泊まりたいところなどをネットや本で調べて予算組んでくださいね。。ホテルの料金ですが日本でのパックツァーでエコノミークラス以上は、直接行くより近くの旅行社で聞いたほうが、キャンペーンプライスで安く泊まれることがあるようです。それか、直接行って現金で払うしかも領収書要らないとなるとフロントの人が 調整(操作?)して、安く泊まれたりも一度だけバンコクでありました。このときの私は安宿に泊まることに疲れてというか、貴重品入れ肌身離さずの状況と、4月ころの猛烈な暑さの中ファンのみの部屋に居ることに疲れて 普通のホテルに泊まったのでした。もちろん快適な冷房の中、TV見て、浴槽にお湯を張ってのんびりお風呂に入って、昼はプールでくつろいで、当たり前ですがプールに行く時は水着の上にカタカナ英語で言う長いパレオ巻いて タオルはプールで使い放題でした。
これは、プールあったり、ハワイあたりだとプールないホテルでもビーチに行くからビーチ用タオル貸してくださいというと貸してもらえるみたい。場所によっては、ビーチ用のござも借りれました。
 食事、ホテルで使うと予想される以外の予算としては、移動にかかる交通費です。バス、汽車 飛行機代 日本国内に比べると一般にはぐっとお安いところが多いです。インドだと、2等以下がすごく安いので、一等の料金見ると高すぎと思いますが、日本の新幹線料金を思えば移動距離考えればそう高くも無いと思います。アジアの国で機会があったら、一等と、三等両方に乗ってみるというのも楽しい経験だろうとお勧めします。ただ、くれぐれも荷物の管理はしっかりとしないと二等車以下は何があるか予測つかないので気をつけてください。汽車のクラスってその人の生活のクラスとほぼ同じなのかなぁと思ってしまった私でした。長距離バスは汽車より安いし窓から沿道の風景楽しめるしというところがよいです。汽車ももちろん風景楽しめますが、また違ってるように感じました。飛行機は、行き先によってトランジットで立ち寄る国に上陸できます、といっても空港内で飛行機のお掃除終わるの待ってるだけとか、飛行場に止まってるだけで外に出れないということもあるけれどその国の空気は吸ったなと思えました。ちなみに、ミャンマーのヤングンでトランジットの時飛行機から外見れたのと、飛行中地上見れたのは嬉しかったです。このとき、バンコクから、カルカッタの飛行だったのですが、バンコクで乗る時ボーディングパスにシート番号無いので聞いたら「フリーだ」 といわれ、なんのこっちゃと思っていたら、好きな席に座って良いということでした。なのに搭乗開始したら、インド人のお客はわれ先という感じで搭乗口に殺到するのを見て、私の座る席なくなるんじゃと意味の無い不安を感じました。無事、席も確保できて周りを見ると半分も埋まってない感じで、なぜ彼らがあんなに殺気立って急いでいたのか今もって理解不能です。ヤングンからは、またたくさんのインド人乗り込んできて インド人ビジネスマンと思いきや、インドの町にいそうなおじいさんが籠持ってという人も多かったのでなんだったんだろうと思ったら 後日インド人に彼らは運び屋なんだと聞きました。何を運んでいるのか、どっちから運ぶのか、往復で運ぶのか 気になりましたが 教えてくれたインド人と私、お互いの英語力不足のためわからずじまいです。

 お金の種類ですが。インド、タイ、ベトナムでは、海外引き落とし機能付の銀行のカードが役に立ちました。郵便局の場合、ビザをつければ、行く前に窓口で引き落とし上限の金額設定していくと、海外でキャッシュカードとして使えます、これはクレジットカードでのキャッシングとは違うので金利は無しです、ただ引き落とし手数料が確か200円くらいかかったと思います。銀行のキャッシュカードも 以前は引き落としの上限金額設定してから海外で使えるようになっていましたが 今はそのままで海外行っても使えます。ただし口座にお金が入っていればですが。私の使ってる都市銀行は引き落として終了200円くらいだと思いますが、各銀行によってサービス内容が違うので、自分にあったところで使えるようにしておくと旅行の時便利だと思います。シティーバンクのワールドキャッシュは開設に1000円か2000円かかるようですが、旅行会社でただで作れるところもあるようですし、雑誌の中に無料キャンペーン申込書あることもあるので お金払って開設する前に調べてみると良いかもしれません。このカードは引き落とし手数料かかるけど海外で紛失盗難の際現地で(国によるようですが) 再発行してもらうことが可能なようです。ただ、ATMは 回線を使っての引き落としなので国によって一時的にダウンすることもよくあるようなのでこれ一つあるから充分と思わずほかの金種も用意していったほうがよいです。
 現金 日本円は お財布の中のいくらかを、空港もしくは行く前に最寄の銀行でUS$に両替して出国した方が良いように思います。行く国によっては、私の経験では、カンボジア、ヴェトナム、ラオスあたりではそのまま使えます。おつりは、現地通貨でもらえるので少し持ってると何かと楽です。ただ、その日の為替レートによっては得したり損したりがあるのでそれを元に小額か多目かを決めましょう。空港の両替銀行は混んでる時には気の遠くなるほどいっぱい並んでいますが、お財布に小銭多い時は、両替したいお札と一緒に全部の小銭を出して両替するようにしています。そうすると小銭が減るので貴重品入れが軽くなります。絶対かと聞かれるとそうも言い切れないのでその時の手持ちと両替レート次第ではありますが、小銭多い時には軽くなると思います。
 あとは、T/C トラベラーズチェックで持っていくと良いようです。T/Cは、ATMと違って窓口開いていれば両替できるのでこの三種類(現金、T/C , インターナショナル機能付キャッシュカード)を 持って旅に行ってます。
 一応クレジットカードも持っては行きますが、アジアだと使えるところが少ないのとカードは値切り交渉が難しい上、店によっては手数料分も請求されて割高になることもあるようです。
アメリカでクレジットカードを使った時、パスポートの提示を求められた時が何度かありました。一度持ってない時、「写真付の身分証明書は無いか?」と聞かれて、たまたま日本の自動車免許証があったのでそれを見せましたが 名前など日本語(漢字)のみだったので これではだめといわれて、泣く泣く手持ちの少ない現金で支払いをしました。 
 T/Cの両替をインドでした時、チェックにこれでもかって位いっぱいサインをさせられたことがありました。チェックでのトラブルが多いから自衛の為にそうなのかなと思うと仕方ないと思う反面 そんなトラブルが多い両替所で両替やめたろうかと思っては見たものの、サイン済みのチェック持って両替所探すのもと思い現金出されるのを待っていると 机の引き出しから出してきたお札はなんとこれでもかって位の帯と、針金で縛られた お金でした。このとき初めて、お札の左側中央がぼろぼろのお札多い理由がわかりました。その部分が札束にしたときように穴が開いてるからだったんですね。で、やつらが私に渡したインドルピーは、だいぶ少なかったので 少ないと言うと 少しづつ渡す感じで、5回目くらいにやっと レート分そろいました。このとき、チェックは渡さず自分で持ったままだったので いやそうに渡されたけど、もしチェック渡してたら絶対にもめるので 相手が現金用意してから、交換に渡すようにしたほうが良いと思います。それでも、交換後に、手数料輪10%渡せとか言い出す奴も多いので それを防ぐためにも事前にしっかり聞いてからのほうがよいです。あいまいな時は 今持って来てないから後でとか、よその方が両替率良いとか言ってそこでの両替はとりあえずやめましょう。
このとき私のT/C は、すべて100$でしたが小額で持っているほうが良い場合もあるようです。ただ国や銀行によっては一枚につきいくらって手数料のところもあるので一概にこれが良いとはいえないようです。ベトナムで両替した時には、1$ 1万5500ドン位のはずが、なぜか500ドン分切捨てにされたのですぐこれはおかしいと、クレームつけると、ものすっごくいやそうに500ドン分かける両替した$分渡されました。これと似たようなことは、国際電話かけた郵便局のおつりでもあって($で払ってドンのおつりでもらった時) このときも、間違ってるんじゃない?と聞くとものすごくいやそうに500ドン渡されました。こんなことがあって事前に、ドンで持って払った方が得なのかなぁと思いました。これは、日本女一人だからやられたのか、ほかの国の旅行者もそうなのかは定かではありませんが、何人かに聞いたらそういうことが多いらしく、もらえただけラッキーだといわれ、彼らはそのお金はどこに行くんだろうねぇとしばしおしゃべり盛り上がりました。