2003/07/16 - 2003/07/19
7/16
出張でロンドンに行くことになった。
成田空港で離陸時に飛行機の部品を交換する必要があるとのことで、
搭乗したまま40分ほど待つことになった。
ヒースロー空港に到着すると入国カウンターのところが大渋滞していた。
40分ほど並んで審査は30秒くらい。週末にマスターズが開催されるため
に異常に混んでいたのだろうか?
今回泊まるホテルはマーブルアーチにある日系のホテルで、空港から特
急と地下鉄を乗り継いでいく方法もあるが、時間に余裕もあるのでバスで
行くことにした。
普通のリムジンバスを想像していたら、赤いDouble Decker(2階建てバス)
がやってきた。 当然2階に席をとり、町並みを眺めながら行くことにする。
東京のような高層ビルはなく、レンガ造りの街並みが続く。窓辺を花で飾っ
ている家が多い。
ダブルデッカーでマーブルアーチに向かう |
小雨が降ったり晴れたりする中、1時間ほどでマーブルアーチの駅に到着。
駅からホテルへは5分ほどだが道に迷い15分ほどかかってしまった。
日系のホテルなのでチェックインも全て日本語。 飛行機も日系の航空会社
だったので、ここまで英語を使ったのは入国審査とバスのチケットを買うとき
だけ。(部屋には日本の新聞が届く)
ロンドンで一番驚いたこと。 それは物価の高さ。デフレの日本と比較すると
異常に高く感じる。USドルの感覚で買い物をすると、日本円に換算して1.5
倍くらい高い気がする。 イギリスの物価が高いのだろうか、それともポンドに
対する円の価値が低いのだろうか?(このとき1ポンド約200円。 ロンドンで
両替すると198円くらいだった)
部屋で荷物をほどいていると先にホテルに入っていたTさんから電話がかか
ってきた。同じくロンドンで合流したお客様と夕食に行くのでロビーで集合と
のこと。 合計五名でホテルの近くをぶらぶらしながら適当なレストランを探す。
夕方で天気も良かったので、バーの外でビールを立ち飲みしている人も多い。
この日はタイ料理のレストランで夕食をとった。
7/17
マーブルアーチの駅から仕入先まで電車で1時間。ミーティングを行った後、
オフィスから車で15分ほど走ったところきれいな庭の着いたレストランで昼食
をとった。午後もミーティングを行い夕方ホテルに戻る。この日はイタリアンレ
ストランで夕食。
昼食はシェパードパイとギネス(黒) |
7/18
今日も仕入先を訪問。製品トレーニングを終えてホテルに戻るとまだ夕食ま
でには時間がありそうなので、乗換駅からホテルまでブラブラ歩くことにした。
途中シャーロックホームズ記念館があったので中に入ってみた。アパートの
一室のようなスペースでファンにはうけそうな土産物が並んでいたが、あまり
興味がわかなかった。夕食までまだ時間があるのでブラブラしながら観光しよう
ということになりVictoria Station行きのバスに乗った。 バスは全区間2ポンド
というのは判っていたが、どうやってお金を払うのかわからない。 とりあえず
乗り込んで2階の席に陣取ると乗務員が運賃を徴収しに来た。
Victoria Stationからまずはバッキンガム宮殿を目指す。 良い天気で歩くの
も気持ちいい。 衛兵の交代式は時間の関係でみることはできなかった。
次に国会議事堂を目指す。大きな公園の中を抜けるとビッグベンが見えてきた。
やがて国会議事堂が姿を現す。
バッキンガム宮殿 |
ビッグベン |
国会議事堂の近くからタワーブリッジまで観光船に乗って小旅行することにした。
特に感動するような景色ではなかったが、天気がよくビール片手にのんびりと
街並みを眺めているのは気持ちよかった。
タワーブリッジの付近で船を降り、歩いてタワーブリッジを渡る。 そこから地下鉄
にのって船に乗った桟橋の対岸にあるロンドン・アイに向かう。
ロンドン・アイは大きな観覧車で乗ると街並みが一望できる。 ちょうど夕暮れ時
で夕日の光が国会議事堂やロンドンの街並みを明るく照らしとても印象的な景
色だった。
タワーブリッジ |
ロンドンアイの乗場付近からみた国会議事堂 |
ロンドンアイに乗ってみた |
ロンドンアイ |
7/19
この日帰国予定。 19:00頃の飛行機なので、ホテルに荷物を預かってもらい大英博物館を目指す。
ホテルから20分ほど歩くと大英博物館に到着。 入場料が無料で、中で写真を撮ることも許されている。
特に見たいものがあるわけでもないので一通り見て歩くことにしたが、それだけでも3時間ほどかかった。
大英博物館をでてなにか食べようとブラブラすると、パブを何軒か見つけることができた。 せっかくイギ
リスまで来たのだからFish&Chipsとエールで昼食にしようと思い、適当な店に入った。
カウンターでFish&Chipsとエールを注文した。 エールを注文すると『パイント? ハーフパイント?』と聞
かれた。何のことだろうと思ったが、グラスのサイズをたずねているのだと気づき、ハーフパイントにした。
エールは日本のビールのように冷えてはおらず、ほぼ常温。 炭酸も弱いので、気の抜けてぬるくなった
ビールのような印象。 今度来る機会があればパブやビールの勉強をしてから来よう。
大英博物館 |
Fish&Chips と エール |