2004/07/01
アレゲートゥ
昨日のわが先生の壮行会で
ココロに響いたスピーチが一つだけありました。
撮ることに意識が集中していて、映像と音声というレベルで
いろいろな人のスピーチに接していたのですが、
ある外国の方の言葉がワタシを聴衆にしてしまいました。
それはとても簡単な言葉で、
「みなの為に働いてくれて、、アレゲートゥ」
「・・・をしてくれて、、アレゲートゥ」
・・・
ゆっくりとした口調で、いくつかのアレゲートゥを
言っただけなんですが、参りました。
普通の言葉は体の表面くらいでぶち当たってパラパラと
落ちていき、それが体の中に入ってくることはないのですが
そのアレゲートゥは、心臓を直接ノックするのです。
何かを伝えたいという気持ちが、すごく大きくあって
それがアレゲートゥという言葉を借りて五感の世界に
現れてきている。
使えば使うほどこ慣れる言葉じゃなくて、まだ全然使った
ことのないような言葉で。
ワタシにはあんな言葉はまだ話せません。
言葉以外でも同じように伝える手段がありません。
手段よりもそういう伝えたいという必死な気持ちが
ないのかもしれません。
それだけは問題です。
GAN
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