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2004/06/16



無償のパワー



昨日の続きです。

コストを常に行動する時に考えてるつもりながら、

実はコストを考えない時のほうがすごいパワーが

でるんじゃないかと思うことがありました。



最近、友達が教育実習で母校にいっており、

その実習の終りに高校生に渡す、大学選びのメッセージを

書いてくれと頼まれました。


大学をどういう基準で選ぶといよいか、偏差値は大事か、

立地はどうか、就職への繋がりはどうだ...etc。


友達の頼みだからと何も考えずに書き始めたら、

考えること約2時間。かなり自分として中身のつまった

メッセージができました。

それをしっかり書こうがいい加減に書こうが

ほとんど自分の人生には関係ないのはわかっていながら。



また、大学祭に参加する機会があって、準備段階と当日と

ある程度の期間、後輩たちの学祭に捧げるパワーを

目の当たりにしました。

それは延べ時間数にしたら何百時間にものぼるコストです。

そして大学祭での収益は4〜5万円。

これを人を雇ってやろうと思ったら、とんでもないことに

なります。時給1000円払ったら数十万円の赤字で。



大学祭の場合、得られるものがお金だけじゃないというのは

理屈ではわかります。

しかし社会にいる人から見ると(社会人崩れから見ても)、

それだけのパワー(コスト)を無償で得られる何かって

ちょっと想像しにくい気がします。


それをビジネスに生かせたらすごいだろうなと、

欲めいて考えてしまうでしょう。

でもたぶんお金じゃないからこそ、すごいパワーが

生まれるんじゃないかと。



私はNPOやNGOで働くつもりはありませんが、

そういうエネルギーの中で働きたいと切に思います。






             GAN
 








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