2004/06/15
コスト&ベネフィット
最近、仕事のことが頭を回り続けているため、
モノゴトをコスト&ベネフィットで考えるくせがつきました。
仕事をやってる人たちにとっては当たり前のことですが。
自分ではやりませんが、例えば小学生に「命は大切」と
教えるのに、講習会や授業をするとするじゃないですか。
で、そういう会や活動をするのには誰かのエネルギーと
時間とお金が絶対かかってるわけです。
目に見えなくとも。
じゃあ、それだけのコストを払ってどんだけ成果が上がる
だろうかと。多くのことははっきりと結果が目に見える
わけじゃないので思考実験という感じで。
実際の例があります。
私がやってるサークルで、着付けのイベント時に
少数の人間しか着つけの仕方を分かっていなく、
仕事が一部の人に集中するという問題が起きました。
スタッフへの着つけ講習は事前に一度行われたのですが、
予定が合わない人が多く、一部の人しか習うことができず。
それなら事前に講習会を何回もしたらいいという対策案が
たてられました。しかし果たして何回もする意義が
あるのでしょうか。意義はなくないでしょうが、
コスト&ベネフィットの点からすると教える側の時間と労力が
あまり考えられていると思えません。
例えばですが、スタッフが全員そろうイベントの当日早朝に
少し早めにきて講習会をやれば一度で全員が同じ量の
情報を得られるわけです。
みんな、そういう見えにくいコストも考えようぜーと
思いながらも話は明日の無償のパワーに続きます。
GAN
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