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2004/06/08



波乗りジョニー



サーフィンっを知ってるかい?

荒波にもまれながら、ザッパーンとチューブをライディング

したり、波のボトムでターンを決めたり。

見るのも楽しいけどよ、

やっぱ自分でやらなくちゃわかんねぇ。



波に長く乗ってると色々思うことがあんだよ。

まずな、当たり前のことだが波がなくちゃはじまらねぇ。

どんなにすごいサーファーでも波だけは

どうしようもねえんだ。

だからサーフィンをやってるとどうしても

ダメなときゃだめだと、いい意味でも悪い意味でも、

「自然」に従うことを覚えるんさ。



でもな、だからといってただ波を待つわけじゃねぇ。

みんなパドリング(手で掻くこと)しながら、

波がありそうな所までいくんよ。

それがけっこう大変でよ。

なんつーの白鳥は水面下でがんばってるっていうやつ?

まぁでも内緒っていうか、潮目が分かるようになると

案外楽に沖にいけてよ。



それで波ってのはよ、セットできやがるんだ。

小さい波がいくつか来ると大きいのがダダーンって。

なにもないときゃ、全然なにもなくてよ。

小さい波は心がうずいても、やり過ごす。

ちゃんと大きな波をねらわねえとな。

もちろん初心者のうちは、小さい波をいくつも乗りこなして

だんだん大きな波に挑戦できるようになるんだけどよ。



ほいでよ、大きな波の時はそれが近くまで来たら

今度は岸に向けてありたっけの力でパドリングするわけよ。

大きな波と同じ速さになるようにさ。

すると波ってのはヒョイと乗せてくれるんだよ。

その瞬間、身体がふっと軽くなるみてーに。

大きな力が俺を押してくれる感じっつーの?


あとはお釈迦様の手のひらの上のように

好きなだけ波の上で遊べるってわけさ。



・・・ただ、波ってのはいつかは終っちまうもんでよ。

当たり前だけど。岸に着いたらその波とはハイサヨナラ。

また新しい波を探しにいくだけの話だけどさ。

らしくねぇこと言っちまったな。


どうだい、ステキだろう?

さーて今年の夏はいくつの波を決めれるか

今からまちきれねぇ。

いくぜえおらぁ。







             GAN
 








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