私はこの4月から英会話に行き始めた。
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何で今ごろって思う人も多いでしょう。
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でもそれには理由がある。 |
3月末、上海、蘇州、無錫旅行の際、私だけ一日時間をとって上海にある、上海第二医科大学付属瑞金病院と復旦大学付属崋山PET中心(Positron Emission Tomograhy Center)に行ってきた。日本国内における*PET診療に係わる様々な情報や研修は今まで数多く受けてきたし、アメリカ、ヨ−ロッパの情報などは常日頃、目や耳にしているから大体のことは分かっていたつもりだ。
でも中国国内の事情はNet上でも、学会関連で調べても全く持って分からない。北京、瀋陽、杭州等で実際の医療機関を見学したり、関係者と話したりしても一向に見えて来なかった。
今回あらゆる日本国内関係者のNetworkを使って初めて訪問する事が可能になったわけだ。
期待に胸は膨らみ、どんな事話そうかと前の晩から質問内容をいそいそと中国語に翻訳しておいた。「初めて自分と同じ関係の仕事をしている中国の医療関係者達と会うことができる!」その期待から興奮し、当日は少し寝不足気味だった。
あらかじめappointmentも取ってあり、尚かつ上海SD公司の総経理(社長)の帯同もあってsmoothに見学、質疑が終わった。医学専門用語は元々英語であるから、お互いに何のmismatchもなく会話は成立し、長年の夢であった中国国内の核医学事情、*PET診療事情を理解することができた。
結果的に、中国のごく一部施設ではほとんど日本と同じことをしていることが分かった訳だが、その絶対数は僅かだ!
てなわけにはいかなかった。見学終了後、応接室で互いの病院事情を話し始めた頃、彼等の話す中国語(どうやら上海語らしい)が耳に入って来ない。
今まで聞いたことの無い音声だ。実は上海に着いてからず〜と気になっていたが通りを行き交う人々の語らう言葉が耳の中からこぼれ落ちてしまう。
北京の町中では耳に入って来る言葉には何処かしら聞き覚えがあった。でもここは違う。上海語は明らかに違う発音体系だ。
さっぱり何言ってるんだか分からない。そこで急遽、英語ModeにSwitchして話し出した・・・・・
Do you know the Japanease Congress of Nuclea Medicine?
(あなたは日本の核医学学会を知ってますか?)って言いたいのに頭の中では
って思っちゃうし、
I want to go to China - Japan Congress of Nuclear Medicine at Dalian、Will
you go ?
(私は大連で行われる中日核医学会に行きたいと思っていますが、あなたは行きますか?)って聞きたいのに咄嗟に思いつくのは
って言葉。
英語で話す私に対して彼等もすかさず英語で切り返してくる。私自身、そのtimingに微妙なズレを感じていた。もしかしたら英語でも太刀打ちできないかも知れないってその時、思った。
以前静岡在住の中国人の方から「私達が英語を学習する時、日本語が邪魔をする!」って話を聞いたことがある。将にその通りだ。
中国で英語を喋ろうとした時、私の頭の中にある外国語変換回路は完全に中国ModeにLockしている。中国語が私の英語変換回路を遮断するんだ。
そんな訳で、帰国後直ぐに英会話schoolに行くようにした訳なんですよ。
で、週に一度、行っているんですが |
効果はどうかって思ってるでしょう?
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効果抜群ですよ! |
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私の頭の中にある言語変換回路は完全にSwitch Changeした。 |
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今はもうバリバリの変換Modeです。
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ベラベラ喋っちゃう!
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日本語で!
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私って外国人?
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*PET診療 原子核のβ崩壊に伴う電子対消滅によって生じる511keVの高energy線を検出し、超高速コンピュ−タ−を用いて3次元画像を作成、解析する。生体構成物質(C炭素、O酸素、H水素、Fフッ素、N窒素)を放射化可能で、超早期の悪性腫瘍検出、心筋虚血前段階、嫌気性代謝病変の検出等に有用。 |
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