中国安徽省の黄山は、中国・上海 の南西350kmほどの位置にあり、伝説上の帝王・黄帝が不老不死の薬を作ったという伝説から、唐の時代に黄帝の山という意味で「黄山」と名づけられたそうです。世界遺産である黄山は中国の代表的な景勝地。154k㎡の黄山遊覧区に標高1、800mを超える三大主峰を含む72の峰々を擁し、その特色は黄山四絶と呼ばれる雲海、奇松、怪石、温泉に集約されています。
Cable Carの始点、雲谷寺駅。中国風!
1時間に1本の割で動いています。(Peak時は2本/時間)
 黄山には登山道として整備された階段と石畳が延々と続き、階段は22,000段(一説に30,000段)を超えるとも言われています。蹴上を15cmとした階段の累計高は3,300m。他を圧倒する階段は、人間の限りない営為の結晶として感動を与える。確かに感動ものです。
 我々の黄山旅行はこのCableを使って降り立ちた白鵝嶺駅(1600m付近)から始まったのです。