北欧自由旅行雑記
期間:2001年4月中旬のフランスのパック休日(10日間)
1日目:早朝パリ発→(飛行機SAS便)→コペンハーゲン着。コペンハーゲン泊。
2日目:昼コペンハーゲン発→(飛行機SAS便)→ヘルシンキ着。ヘルシンキ泊。
3日目:朝ヘルシンキ発→(フェリー)→タリン(エストニア首都)。タリン泊。
4日目:昼タリン発→(フェリー)→ヘルシンキ。夕方ヘルシンキ→(豪華フェリー泊)
5日目:→ストックホルム着。ストックホルム観光後、夜11時ストック発→(バス泊)
6日目:→オスロー到着。オスロー泊。
7日目:レンタカーにてソグネフィヨルド観光に出発。フロム近郊の町を周り、フロム泊。
8日目:フロム発オスローへ
9日目:オスローにて買い物など
10日目:夕方オスロー発、夜パリ着
<総括>
今回は前日に突然この旅行を決定し、夕方6時ギリギリにチケットを取って出発した旅。当日はなんと朝8時発の飛行なのに、起きたら既に8時過ぎ。C’est
la vie とまた二度寝して、結局空港に行ったのは4時かん遅れの12時。あんまり悩んでもしょうがないので、自然に「いやー寝坊しました」なんて窓口のフランス人女性に話し掛け、イロイロごたついたものの、結局は次ぎの便に乗れることに。
車じゃない旅行だったので、やはり荷物が面倒。今回はできるだけ小さ目のカバンに無理やり詰めたものの、コペンハーゲンの空港で受け取った時は、キャスター部分の一部が破損。結果ラッキーなことに、もっと大きくてずっと立派なカバンに交換してもらいました。SASは本当に素晴らしい会社です。よく空港での荷物扱いは荒いから壊れないカバンというけど、僕はむしろ壊れるカバンが良いじゃないかと考えてしまいしました。
<良かった点>
l やはり、一番はフィヨルドです。これに関して二点。まず、レンタカーをお勧めします。途中の美し景色も楽しめ、二人以上なら電車よりずっと安いです。北欧の運転マナーは非常に良いので安心できます。次に私はフロムで宿泊しましたが、HEIMLY PENSIONは強くお勧めします。ここの窓から見られるフィヨルドは最高でした。
l 次に、ヘルシンキ-ストックホルム間の豪華客船です。私が利用したのはシリアラインです。船内は吹き抜けになっていて船の中にいることを忘れさせるような空間で、アトラクションなども多いのであっという間に時間が過ぎました。料金も交通と宿泊できることを考えると非常に安いです。
l 街自体では、ストックホルムが一番良く、次にコペンハーゲン、ヘルシンキ、タリンと続きオスローは都会的な街過ぎてあんまり魅力は感じなかったです。
l あと、北欧人は金髪・青い目の比率が非常に高く、男は非常にかっこよく、女性は非常に美しい人が多いです。スタイルも長い足に小さい顔、そんな外見をしていても、人柄は非常にやさしい人が多いです。都会ずれしてないというか、傲慢な感じの人間が少ないです。英語は非常によく通じ、発音・アクセントともに癖が少ないです。
l 買い物に関しては、私は日用品や食器に興味ありましたが、シンプルでオシャレなものが多かったですが、特に気に入ったものはなかったです。買い物で気に入ったのは、オスローやストックホルムで見かけた衣料品のH&Mです。パリにも進出してますが他のブランドに押され安い店というイメージしかないですが、本拠地では輝いて見えました。おしゃれな服が揃っていて、値段も激安。
<問題点>
l 今回の自由旅行で最後まで不安だったのが、ストックホルムからオスローにどう行くかでした。寝台電車があればそれを利用しようと思ってましたが、寝台はなく、直通電車は一日に3本、一方バスも日に3本。バスの場合、深夜バスもありかつ、料金もずっと安い、かつ学割が使えます。そういうわけで、私はバスを選びましたが、途中何度も停車して人の出入りやパスポートコントロールなどもありゆっくり寝ることが出来ませんでした。
l 北欧の物価の高さは旅行する上で障害でした。ただ、宿に関しては設備や内装は確かにキレイにされていること多かったです。問題は食事です。特にオスローの食事は異常に高かったです。パリでレストランの食事の高さにまだ免疫のある自分も、驚きでした。