旅日記

ドイツ・ロマンチック街道と
スイス・パリ10日間の旅



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1日目

日本とドイツの時差は7時間。日本時間午後1時、現地時間午前6時。成田発フランクフルト行きジャンボ機が成田を離陸。いったん太平洋へ出て大きく旋回し日本列島を横切って日本海を北上。シベリア上空を飛ぶ。雲の上。ロシアは広い。飛んでも飛んでもまだロシア上空。
飛行機の中で隣の人トイレに行かず。歌手の谷村新司に似た顔。口髭をはやしている。頭の前がはげ上がっている。人のことは言えないが。結局13時間に1回しかトイレに立たなかった。そのわりには飲物は沢山飲んでいた。うらやましい。
エアポケットもなく無事17:30フランクフルトに着陸。空港はドイツらしくメタリックな機能美。空港内は少し蒸し暑い。日本と似ている。空港のコンビニでミネラルウオータを2本買った。パスポートを無くした人がいたらしく大騒ぎ。無事見つかった。
バスで30分くらいでホテルに19:00到着。機内食が和食・洋食・中間におにぎりと3回も出たので満腹。ホテルでは食事は無し。ホテルは住宅街なのか静か。周辺は何もない。夜7時というのに昼間のように明るい。外の明るさと周りの静けさが、なんとも不思議な情景である。

2日目

7時15分バスでホテルを出発。予定より順調だったため、バスの運転手さんは寄り道をしてくれた。「ニーダーバルトの丘」へバスは登っていき、そこからライン川が見下ろせた。これがあの有名なライン川。朝の光に川の水面がキラキラ輝いて美しかった。丘の上には英雄WILHELMの像があり皇帝の帽子にお辞儀をしなかったことで有名だとか、丘を下って川岸に出た。
バスを降りて「つぐみ横町」へ入る。横丁と言っても、日本の飲み屋横丁と違って可愛いお土産屋がならんでいる。人形を窓に飾ったお土産屋さんで日本語のライン下りのガイドを買う。もっと見たかったが時間が無く、道路と線路を渡って船着き場へ向かった。
ライン下りの船に乗船。かなり大きな船だ。階段を上がって一番上のデッキに椅子を置いて陣取った。
乗客は日本人が多いためか船のマストには日の丸がはためいていた。サービス満点である。
左手に城が多い。右手に座ってしまった。船の1階で1本7000円のアイスワインを試飲。甘くて美味しい。買いたかったが高くて手が出なかった。
ライン川は途中全く橋がない。川の両側には線路がありときおり玩具の様な列車が通過する。のどかな風景。ローレライの崖。世界三大○○○○の一つだとか。
ライン下りを終わってハイデルベルグに向かう途中、別の団体のバスがエンジントラブル。19名同乗させてあげた。
ハイデルベルグ着。学生の街。市電が走っている。つくば万博で見たような長いバスも走っている。道路は市電・バス・車・自転車・歩行者と5つにキッチリ分離されている。昼食はオムレツと黒生ビール。少し甘くてうまい。オムレツはじゃがいもがたくさん入っている。これがまた美味しい。いかにもドイツ人らしい太い腕のレストランの女主人が「お代わりは?」とたずねなが、チョット手が出なかった。後で思ったが、もっと食べておけばよかった。
ハイデルベルグ城を見学。案内は現地の大使館の奥様の様な日本人。日本語でガイドしてくれた。お城の庭に昔の人の足跡があり、「この足跡にピッタリ合えば再びここに来れる」との説明。早速、やってみたがちょっと違った。古い城、古い橋。のんびりと歩いて市内を見学。ホテルに到着。隣のコンビニでビールを買う。缶ビールが無く、やむを得ず瓶ビール。栓抜きも買った。夕食はホテルのレストランで鳥肉。

3日目へつづく