Diary

毎年のことらしいが、水不足宣言が出た。そういえば、ここは島国、 水の供給はどうなってるのだろう。一度調べてみなくては…。(悦)

どこでも、細かいことにうるさい日本人は、結局自分でやらなきゃいけない。 ちなみに夫は、水を充分かけないで洗うと、傷がつくとか、ボディーの 上に体重のせたから、ボディーがわずかにへっこんだとか細かいこと言うので、 うちの車は私が洗う。トホホ。

機械の洗車はこの国にはない。

セントルシアンにとって車は宝。みんないつも車を磨く。 どこの駐車場にいれてもうちの車が一番汚い。

うちの周りにいる鳥が、うちの車のサイドミラーが大好きで、自分の 姿を写して見とれて行くらしい。そのたびに車を汚して行く。うち の車は、濃紺のギャラン。白く流れる糞は本当に良く目立つ。細かい ことは気にしない私も我慢できない。(悦)

２０歳後半のセントルシア人シャーミンは、自分が記憶している中で今月 が一番寒いといっている。(悦)

ピジョンアイランドは、入口から入って右の海も左の海もかなりの波、 こんなことはいままでなかったので、びっくりした。波で巻き上げられた 海水のために霧がかかったようになっていた。

娘達が、極小アリジゴクを何匹か捕った。私がカプチーノを飲んでいる間に 苦労して捕ったらしい。今までにも何度がやってみたが小さすぎて捕れなか ったのだ。3mmぐらいのアリジゴクです。またしばらくは家のテラスが、 アリジゴクの飼育場所になります。(悦)

ここは一年中夏で、四季はないけど、季節の変化を感じる。 これからまた、夜中に雨で起こされて、窓を閉めてまわり、 また開けてまわるという生活がはじまることになりそう。(悦）

午後になってだいぶ元気になったので出かけることにした。 次の土曜日に夏穂がSATを受ける会場の場所を確認に行った。 それからポイントセラフィンに行った。ちょうど大型客船が出港するところ だった。岸壁から離れたとたん旋回しだした。巨大な船で、目の前で向きを 変えるのは、凄い迫力だった。ここで旋回するとは知らなかったので驚いた。 こんな狭いところでよく回われるものだ。

夏穂は、「私もいつかこんな船で旅をするぞ。」といった。「私はいいわ。 」と思った。ずっと以前、７日間の船旅をした事がある。船の旅というのは、 いいとこもあるけど、結構しんどいところがある。なんといっても狭いし、 水も制限があるし、天候によって揺れる。(悦)

朝一番、シモン医師（小児科）のところへいった。 ずっと以前５歳になったら、小児麻痺とDT（ジフテリアと破傷風） の予防接種の追加をしなければならないといわれていた。 気になっていたがそのままになっていて６才になってしまった。 今度こそと思い予約を入れた。

早朝母子手帳を見直してみると、サリーは既に小児麻痺を４回、DTPも４回 やっている。

日本で必要とされている分は、もう済んでいた。

ケニアでは、小児麻痺のためだと思われる、足が異常に小さくて、 道路を手でいざっている人をよく見かけた。けれど、ここでは見たことがない。 ひょっとしたらこれ以上の追加はいらないのではないかと思った。

シモン医師は、自分ところの看護婦の息子が５歳の追加をやらなかったら７歳で 破傷風になり大変だったから、絶対やったほうがいいと言う。大人もやって くれるというので、私も昨年受けるはずであった破傷風の予防接種をしてもら った。

シモン医師はサリーに「全然痛くないよ。」といったが、私はとても痛い と思う。破傷風、黄熱病、狂犬病は、特に痛いように思う。海外生活が多い から普通の人より多くの予防接種をしてきた。子供達もそうだった。悪いな と思う。(悦)

医者はインド系の人だった。機械を使って丁寧に診てくれた。心配する ほどのことはなかったらしい。目薬をもらい４０ドル払い、 遅れて学校へ行った。（悦子）