エア・インディア

    インドのフラッグキャリアー。インドの空はずっとこのエア・インディアによる独占状態が続いていたが、インディアン・エアラインなどの後続エアラインの進出により、評判の悪かった機内サービスなどが改善されてきた。海外のエアラインの中で、もっとも早く日本人乗務員を採用したエアラインでもある。
    保有機材はB747−400,B747クラシック、B707,A310,A300などである。何かと事故の多いエアラインであるが、実際乗ってみると「やっぱりな」と感じるものがある。機内は清潔でなく、シートや壁紙も破れたりして「飛べばそれでいい」という方針なのが見て取れる。お金で安全が買えるのだから、よほどこの航空会社をひいきにする人、またはチャレンジ精神が旺盛な人以外は他のエアラインを選ぶのが賢い選択といえるかもしれない。ちなみにエア・インディアのキャッチフレーズは「A Queen of Sky」であるが「どこがだ!」と思うのはボクだけだろうか?
    ただひとついいところを挙げるとすれば、機内食がかなりおいしいということである。特にチキンカレーが絶品なので、もし乗る人がいればこのチキンカレーを食べて欲しい。