tumego

操作説明


① 基本操作
・問題入力▼ 大分類の選択 個別問題選択画面から▼ 問題選択
・次の手 を押すと 解答が表示される
・次の変化を打ちたいところをクリック 次の手 を押す
② 戦場の表示
・デバック設定▼ 表示修正 をクリック
・赤色印  攻撃対象の島
・空色印  戦場の範囲
・青色印  攻撃側の手のみ可
③ 時間延長
・指定が無ければ200秒で強制終了
・mytime*10 で10倍に伸ばす
④ プログラム希望者のためダウンロード手順
・ダウンロードでプログラム取得
・DOS窓でデレクトリ移動(cd xxxx)
・解凍(jar xvf xxxxxx.jar) gobanデレクトリのもとへ展開される
・画面関係 TumeGUI.java tool/*.java
・戦場定義 tool/BatlF.java
・詰碁解答 PFDN.java kernel/*.java
⑤ コンパイル(javac *.java javac tool/*.java javac kernel/*.java)
⑥ 実行 appletviewer tume.html

開発の経緯と今後の方針


JCGA 吉川 福本氏の CバージョンをJAVAアプレットに変換
詰碁の問題は実際の対局の状態で発生する石の生死の問題と異なり
余計な石が無い状態を人為的に作り出してできています。
でも、開発者としては、将来的には実際の対局場面で石の生死を判定できる
ようなプログラムにしたいとゆう希望があります。
余分な切りの手や、別の石と繋がる手など詰碁の問題では明らかに読む必要が
無い部分は読みを省略し、短い時間で解答を出したいとゆう希望もあります。
このような要望から、問題から読みの範囲を切り出す部分を戦場定義として
分離しています。
問題を入力したり、石を表示したり、デバックの支援をするロジックも、詰碁の問題
を解く部分とは分離できます。
以上の考えで、このプログラムは大きく3個の部分にわかれます。
①詰碁の問題を解く部分 
②戦場を切り出す部分
③画面の表示と問題の入力部分
①の部分は吉川、福本氏の研究結果からそのままJAVAに変換し、バグもほぼ収斂
してきています。
②の部分は吉川、福本氏のものは使用せず、横山の考えでできています。
主な違いは、将来は実際の対局場面で石の生死を判定できるようにと考えている点で、
これが主なこのページの研究課題です。
③画面の表示部分は、とりあえず必要なものを、アップレットで実現した、
アップレット性格から特別な設定をしないで、どこのコンピュータでも利用できる
ようにするためファイルの読み書きが無いプログラムとした所が特徴です。
テスト状況

詰碁アプレットソースのダウンロード


初期バージョンのダウンロード
バージョン1のダウンロード
バージョン2のダウンロード(最新)

戦場定義の研究方針


①対局場面で石の生死を判定するための方針
・実際の対局の局面で、生死を判定したい石を指定する
・指定された石から属する島、生きるための必要最低限の味方の島群を決定
・島群を取り囲む攻め側の石群(矩形の領域内)を決定
・戦場を決定し生死を決める
②周辺の攻め側の石群の意味
・詰碁の問題では決定に必要な攻め側の石は全て存在する
・実際の対局の局面では有っても無くても良い。
・すなわち攻撃の手番では死なら攻める価値があり、生きなら回りを囲んでも意味が無いことがわかる。
・守り側の手番では死なら逃げる手を考える必要があり、生きなら強い石であり
相手を攻める壁となることがわかる。
③戦場定義の問題点
・正しい答えが得られるかどうかは戦場定義に依存する。
・問題を解く必要時間は戦場定義に依存する。
・終局における生死の判定は勝ち負けを決める。
・すなわち、あいまいな判定と正確な勝負の決定の両面を持つ。
④攻め合いとの関係
・攻め合いを解くには死活が関係する。
・死活を決めるには攻め合いの結果が関係する
・別々に解けないし、いっしょにすればロジックも時間も許容限界を超える。
⑤妥協の結果、最強のものをめざす
・完全をあきらめる、初段を目指せば、初段で解けない問題はどちらでも正解。
・多くの場面でテストして、実用的なロジックを目指す。
・時間をかけて、遊びの心でテストし改良する。
・対局で強ければすぐれたプログラムと定義するしかない。
・日本チームを結成し、世界1を目指すリーダ、スタッフとなる賛同者を募集。
・私たちの年では実現できないかも、でも年金ぐらしで時間だけは余っている。

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