インターネット(碁)メモ帳(1)
インターネットとパソコン用語
インターネット碁を始めてから3年経ちました。初めの3ヶ月くらいは分 からないことだらけで、よく失敗していました。
Wing-mlで質問しても、返ってくるお答えの用語の意味がまず分からず、 戸惑ってばかりでした。
でも繰り返し質問して、次第に理解できるようになりました。
Wing-mlでは、初歩的な質問を何度もしても、みなさん親切で、どなたか から返事がもらえるので、疑問点はほとんど解決します。
この1年ほどで、パソコンに詳しくない人でも、ウィングで簡単に遊べる ようになりました。
1年ほど前に「対局室」が発足し、さらにyutakaさんの[茶碁]一発インス
ト−ルパックと、山本kenchanさんの「茶゛碁いんすとーる」で、初心者には
難しかったインストールの苦労がほとんどなくなりました。
それで「ヘルプ」もわかりやすくと考えてこのページを開きました。
話は変わりますが、コンピューター用語はキライだし初心者に不親切だ と思います。日本語を乱しているとも思います。
第一は「カタカナ英語の使いすぎ」です。
明治の人たちの苦労を知るべきです。かれらは「小説」「哲学」などと、 日本語になかったことばを独創的に造語しています。
コンピューター用語も、中学や高校でふつうに日本語と英語を学んでいれ
ば、理解できるよう工夫すべきです。現状は一部の人に分かるだけで、理解
できない人は「用語事典」を買えといっているみたいです。
第二は用語を統一すべきだと思います。
例えばウィングに登録した名前のことを、「アカウント(account)」と
か「ユーザ名」とか「ハンドル(handle)」とかいいます。
「登録名」でいけないのでしょうか。
第三はひとつの「カタカナ英語」を、二つ以上の意味で使っている場合が
あることです。ローマ字で書いてあれば、辞書で調べることもできますが、
カタカナ英語の意味をどうやって調べろというのでしょう。
第四は日本語に直してあっても、違和感のあることばが使われている場合 です。
例えば、「環境設定」という表現です。英語の直訳のようです。
環境破壊が進んでいる今日、大切な「環境」ということばを、パソコンの
「条件整備」程度の意味で使ってほしくありません。
また「構築」ということばもそうです。「作る」とか「作り上げる」でい
いと思います。むかし「陣地の構築」などと使われていたことばなので印象
が悪いし、やさしくいえることをわざわざ難しくいっている感じです。
最近、新聞まで「構築」を多用しています。苦々しく思います。
|