フレーム(TFrame)
Delphi5
フレームは、フォームと同じようなコンポーネントのコンテナです。つまり、他のコンポーネントをフレームに載せて管理することができます。
新しいフレームを作るには
- 最初普通のWindowsアプリケーションを作成しておきます。
- 「ファイル/新規作成」メニューを実行し、「新規作成」ダイアログボックスから「フレーム」を選んでOKボタンを押します。
- 新しいフレームが表示されるので、フレームに必要なコンポーネントをコンポーネントパレットからドラッグドロップします。
- フォームにコンポーネントパレットから「フレーム」を選んで貼り付けます。
- このとき、ダイアログボックスが表示されるので、前に作成しておいたフレームを選んでOKボタンを押すと、そのフレームがフォーム上に表示されます。
- 必要ならフレーム上のコンポーネントのイベントハンドラを記述します。フレームは、フォームとは別のユニットになることに注意してください。
フレームをコンポーネントパレットに追加するには
- コンポーネントパレットに表示するビットマップを作成しておきます(必須ではない)。
- プロジェクトマネージャでフレームを選んで表示させます(フォーム上のフレームでは不可)。
- フレーム上で右クリックしてポップアップメニューを表示させるとダイアログボックスが表示されるので、コンポーネント名やビットマップを指定してOKボタンを押します。
- Templateタブ(デフォルトの場合)にそのフレームが追加されます。Templateタブがないときは、自動的に追加されます。
フレームを保存するときの注意
フレームを保存するとき、Unit1、Project1などというデフォルト名は使わないようにします。デフォルト名を使うとコンポーネントパレットに登録して、他のプロジェクトで活用するとき混乱が生じます。