フレーム(TFrame)  Delphi5


フレームは、フォームと同じようなコンポーネントのコンテナです。つまり、他のコンポーネントをフレームに載せて管理することができます。

 

新しいフレームを作るには

  1. 最初普通のWindowsアプリケーションを作成しておきます。
  2. 「ファイル/新規作成」メニューを実行し、「新規作成」ダイアログボックスから「フレーム」を選んでOKボタンを押します。
  3. 新しいフレームが表示されるので、フレームに必要なコンポーネントをコンポーネントパレットからドラッグドロップします。
  4. フォームにコンポーネントパレットから「フレーム」を選んで貼り付けます。
  5. このとき、ダイアログボックスが表示されるので、前に作成しておいたフレームを選んでOKボタンを押すと、そのフレームがフォーム上に表示されます。
  6. 必要ならフレーム上のコンポーネントのイベントハンドラを記述します。フレームは、フォームとは別のユニットになることに注意してください。

 

フレームをコンポーネントパレットに追加するには

  1. コンポーネントパレットに表示するビットマップを作成しておきます(必須ではない)。
  2. プロジェクトマネージャでフレームを選んで表示させます(フォーム上のフレームでは不可)。
  3. フレーム上で右クリックしてポップアップメニューを表示させるとダイアログボックスが表示されるので、コンポーネント名やビットマップを指定してOKボタンを押します。
  4. Templateタブ(デフォルトの場合)にそのフレームが追加されます。Templateタブがないときは、自動的に追加されます。

 

フレームを保存するときの注意

フレームを保存するとき、Unit1、Project1などというデフォルト名は使わないようにします。デフォルト名を使うとコンポーネントパレットに登録して、他のプロジェクトで活用するとき混乱が生じます。