VtChartの使い方

VtChartもGraphやChartFxと同じくグラフを描くためのコントロールです。VtChartではウィザードやデータエディタでデザイン時にグラフを作って試してみることができます。VtChartはF1Bookと同じメーカの製品なので、F1Bookとリンクして使うこともできます。

ウィザードでグラフのスタイルを設定するには

1. VtChartをフォームに貼り付けたら右クリックでポップアップメニューを表示させます。
2. Wizardを選ぶとウィザードが表示されるので、順にパラメータを入力していきます。
3. ウィザードを閉じると、ウィザードでの設定がVtChartに反映されます。

デザイン時にデータを設定するには

1. VtChartをフォームに貼り付けたら右クリックでポップアップメニューを表示させます。
2. Edit Chart Dataを選ぶとデータエディタが表示されるので、必要なデータを変更します。
3. データエディタを閉じると、変更がグラフに反映されます。

VtChartの簡単な使用例

var
  x, y: Integer;
  s: String;
begin
  for x := 1 to 6 do
    for y := 1 to 6 do
    begin
      VtChart1.Column := x;
      VtChart1.Row := y;
      s := IntToStr(x + y);
      VtChart1.Data := WideString(s);
    end;
end;

VtChartのヘルプ

\Delphi3\Ocx\Vci\Impress\Vcfi.hlpです。