TabbedNotebookの使い方

TabbedNotebookはPageControlに似ています。使用目的も同じです。

タブを追加するには

1. オブジェクトインスペクタでPagesプロパティを選んで、プロパティエディタを開きます。
2. タブのタイトルを1行に1つづつ入力します。
3. プロパティエディタを閉じるとタブが追加されます。

デザイン時にページを切り替えるには

TabbedNotebookではデザイン時にタブをクリックしてもページが切り替わりません。ページの切り替えはオブジェクトインスペクタでPageIndexの値を変更することにより行います。

現在のページ番号を得るには

現在のページ番号はPageIndexプロパティで得ることができます。OnClickイベントハンドラなどでこれを取得すれば、ユーザがどのページに切り替えたかを知ることができます。

ページ上のコントロールにアクセスするには

ページ上のコントロールはページを切り替えるごとに表示されたり、されなかったりしますが、ページに貼り付けられている訳ではなく、フォームに貼り付けられているので、ページに関係なくアクセスできます。

例

procedure TForm1.TabbedNotebook1Click(Sender: TObject);
begin
case TabbedNotebook1.PageIndex of
0:
  StatusBar1.Panels[0].Text := '';
1:
  StatusBar1.Panels[0].Text := Label1.Caption;
2:
  StatusBar1.Panels[0].Text := Label2.Caption;
end;
end;