F1Bookの使い方

F1BookはMicrosoft Excelのワークシートと互換性のあるスプレッドシートコントロールです。ODBC経由でデータベースとの接続も可能です。

Excelのファイルを読み込むには

ReadメソッドによってExcelのワークシートを読み込みます。

例

{  Excelのワークシートを開く }
procedure TForm1.Open1Click(Sender: TObject);
var
  F1Type: SmallInt;
begin
  with OpenDialog1 do
  begin
    Filter := 'Worksheet(*.xls)|*.xls|All(*.*)|*.*';
    Execute;
    F1Type := F1FileExcel5;
    F1Book1.Read(FileName, F1Type);
  end;
end;

ワークシートのセルを操作するには

• ワークシートのＸ座標はColプロパティ、Ｙ座標はRowプロパティで指定します。Col,Rowの最小値は０でなく、１であることに注意してください。
• ワークシートの値はNumberプロパティで、テキストはTextプロパティで読み書きします。
• ワークシートの式はFormulaプロパティで読み書きします。

例

	F1Book1.Col := 1;
	F1Book1.Row := 2;
	F1Book1.Number := 1;
	F1Book1.Col := 2;
	F1Book1.Row := 2;
	F1Book1.Number := 2;
	F1Book1.Col := 3;
	F1Book1.Row := 2;
	F1Book1.Formula := 'A1+B1';

F1Bookのヘルプ

\Delphi3\Ocx\Vci\Form1\Vcf1.hlpです。