delphi.gif (306 バイト) ActionListの使い方


ActionListコンポーネントは、Delphi4から追加されたコンポーネントで、ボタンやメニューなどの動作とともに発生する動作(Action)を保持します。

toach.gif (917 バイト) ActionListの使用例

ActionListコンポーネントは、「ファイル」メニューをクリックしたとき、データがあれば「ファイル保存」メニューはEnabledにするが、データがなければnot Enabledにしたいときなど使います。
ActionListにAction1を追加し、FileメニューのActionプロパティにAction1を設定します。そうすると、「ファイル」メニューをクリックしたとき、Action1のOnExecuteイベントが発生するので、そこで、データの有無を調べ「ファイル保存」メニューのEnabledプロパティを変更できます。

例 Action1オブジェクトのOnExecuteイベントハンドラ

procedure TForm1.Action1Execute(Sender: TObject);
begin
    if FlagDataExist then
       mnuSave.Enabled := True
    else
       mnuSave.Enabled := False;
end;

 

toach.gif (917 バイト) ActionListコンポーネントにActionオブジェクトを追加するには

  1. ActionListコンポーネントをフォームに貼り付けます。
  2. ActionListコンポーネントをダブルクリックすると、Action編集ダイアログが表示されます。
  3. 「新規アクション」ボタンを押してActionオブジェクトを追加します。