Iconの使い方
DelphiのTIconコンポーネントを使用するとアイコンを簡単に扱うことができます。
Iconオブジェクトの生成と消滅
Iconオブジェクトは、非ビジュアルコンポーネントなので必ずコンストラクタを呼び出して生成してやる必要があります。また、不要になったオブジェクトを消滅させることもできます。
例
var icon: TIcon; .... icon := TIcon.Create; ....... icon.Free;
アイコンをファイルからロードするには
LoadFromFileメソッドを使うとアイコンをファイルから読み込むことができます。逆にSaveToFileメソッドを使うとファイルに保存できます。
アイコンをCanvasに描画するには
Drawメソッドを使ってアイコンをCanvasに描画できます。
例
OpenDialog1.Filter := 'Icon(*.ico)|*.ico|All(*.*)|*.*'; OpenDialog1.Execute; icon.LoadFromFile(OpenDialog1.FileName); Canvas.Draw(10, 10, icon);
Imageコントロールを使ってアイコンを表示することもできます。
例
procedure TForm1.LoadtoTImage1Click(Sender: TObject);
begin
OpenDialog1.Filter := 'Icon(*.ico)|*.ico|All(*.*)|*.*';
OpenDialog1.Execute;
Image1.Picture.LoadFromFile(OpenDialog1.FileName);
end;