ヘルプの呼び出し方

オンラインヘルプの呼び出し方

Windowsのオンラインヘルプは、Applicationオブジェクト（デフォルトで宣言されている）のHelpCommandメソッドによって呼び出すことができます。

ヘルプの表示

HelpCommandメソッドの第一パラメータでヘルプの初期表示が制御されます。主なものをつぎに示します。

パラメータ	意味
HELP_FINDER	ヘルプのもくじを表示します。CNTファイルを持つ新しいヘルプファイルで使用します。
HELP_CONTENTS	ヘルプのもくじを表示します。Windows3.1タイプのヘルプファイルで使用します。
HELP_QUIT	ヘルプを閉じます。

詳細はWin32 ReferenceのWinHelpを参照してください。

例

procedure TForm1.Button1Click(Sender: TObject);
begin
  Application.HelpFile := 'Help4.hlp';
  Application.HelpCommand(HELP_FINDER, 0);
end;

（注意）アプリケーションを閉じるときはヘルプも閉じる必要があります。そのときは、HELP_QUITを使います。

ヘルプの特定のページを表示するには

ヘルプの特定のページを表示するにはHelpJumpメソッドを使います。このメソッドはヘルプを起動しないので、あらかじめHelpCommandでヘルプを起動しておく必要があります。パラメータにはトピックIDを指定します。

例

Application.HelpJump('HID001');

Windows95簡単なヘルプの作り方

ヘルプの作り方を知りたい方は、次のURLからダウンロードしてください。

（URLは変更になる場合もあります）