.フォームについて

ゼロから作る?テンプレートから作る?
「テンプレートからは簡単なDBしか作れない」と思った方が良い。
こったDB作るならゼロからの作成がお勧め。自由に設計出来るからね!
もちろん知識が必要になるけど、出来たときの感動も大きいのだ。
 
サブフォームを利用しよう
どのフォームでも必ず出てくるような部分は、サブフォームにした方が便利。
たとえば、組織名、作成者名、役職等々。コピーすればどのDBでも使えるから便利だよ!
フォーム設計画面で「作成」→「サブフォームの挿入」で挿入出来る。
 
表を利用しよう
フィールドをきれいに配置するには表が便利。
表の[プロパティ]の[境界線]タブで”セルの境界線のスタイル”の設定や、
[レイアウト]タブで縦横の大きさが変更出来る。
”ウィンドウに収める”のチェックは、はずそう。
セルの結合は出来ないけど、境界線を0に設定すると見かけ上結合したように表示出来るよ。
 
ボタンを利用しよう
ボタンを使えば操作を簡単にすることが可能。
フォーム設計画面でボタンを置きたいところにカーソルを移動し、
「作成」→「ホットスポット」→「ボタン」で出来る。そのボタンをクリックしたら何をするのかは、
”実行:”で式を定義すればOK!
 
レイアウト領域の作成
レイアウト領域とは、フォームの独立した領域で、文字、図形、ボタンなど自由に配置出来る。
特に図形を配置したいときは、自由に位置を決められるのでとても便利。
フォーム設計画面で「レイアウト領域」→「作成」で領域が作成出来るぞ。
大きさは境界線をクリックし移動すると変えられる。
残念なことにリッチテキストフィールドは領域内に作れないのでご注意を。
 
セクションを利用しよう
セクションとは、画面の一部分折り畳んだり、展開したり出来る領域のこと。
入力フィールドが多いと見にくい画面になってしまう。そんな時はセクションを利用しよう。
フォーム設計画面でセクション化したい領域をドラッグし、「作成」→「セクション」→「標準」。
セクションの[プロパティ]で”境界線のスタイル”や”境界線の色”が変えられるのだ。
 
よく使うアクション
アクションとはフォーム画面の上に表示されるボタンのこと。
フォーム設計画面で「作成」→「アクション」で新しいアクションが作成出来る。
でもよく使うのは、限られているので前に作ったのからコピーした方が簡単だよ。
[閉じる]
         式: @command(FileColseWindow)
[保存]
         式: @command(FileSave)
[編集モード]
         式: @command(EditDocument)
 
フォームから別のフォームをウィンドウ表示で呼び出す方法
まず呼び出すフォームを作成する。(サブフォームにはしない)
レイアウト領域(3Dスタイル)で作成すると、かっこ良く表示出来るよ。
ボタンで呼ぶようにすると操作性もグンと良くなる。
ボタンの式は、  @DialogBox("呼び出すフォーム名";[AutoHorzFit]:[AutoVertFit])
  
メールの宛先と同じ画面で漢字氏名と所属を取り出す方法
通常の名前フィールドでアドレス帳から選択だと、残念な事に”組織表示”が出来なくて不便と
感じたことない?
そこで便利な、メールの宛先画面から漢字氏名と所属を取り出す方法です。
まず”sendto”フィールド(種類:名前)を作成する。これはダミーなので非表示でOK。
ボタンを作る。式は、
  @Command([MailAddress]);
  @If(sendto = ""; @Do(@Prompt([OK];"エラー";"アドレス帳から選択して下さい");
        @Command([EditGotoField];"担当者");@Return(""));"");
  TEMP:=@Middle(sendto;0;"@");
  PB1 := @DbLookup("Notes"; @Subset(@MailDbName; 1) : "names.nsf";
                               "$Users"; TEMP; "JName");
  PB2 := @DbLookup("Notes"; @Subset(@MailDbName; 1) : "names.nsf";
                               "$Users"; TEMP; "Department");
  @SetField("担当者";PB1);
  @SetField("所属";PB2)
これで、担当者フィールドと所属フィールドに入るのだ。