【 オブジェクト指向の第一歩 】

 

1.オブジェクトって何?

オブジェクトは、「現実世界の物をコンピュータ世界で実現する。」と言う考え方です。

 

今一解りにくいですネ! (^−^)

では、実際にプログラムしてみましょう。

 

JDKを使用しますので、まずはサンマイクロなどからダウンロード後、又きて下さい

まず、ノートパット等(秀丸をダウンロードすれば行番号表示できるので便利です)で

下記サンプルコードを書いて下さい。

 

【 サンプルコード : ラジオ 】

 

/* この中はコメントです */

public    class       rajio{

/* ラジオと言う物(クラスと言う)を作成すると宣言しています */

              public    void       ボタンON(){

              /*③ボタンONと言う機能(メソッドと言う)を追加すると宣言しています */

                            System.out.print("Hellow!こちらFMS大阪です・・・");

              /* System.out.print()()内の文字列をDOS窓に表示すると言う命令です*/

              }

}

 

これを、自分のc:\smp等のフォルダを作成してrajio.javaと言う名前で保存して下さい。


 

上記ソースをコンパイル(テキスト文書をコンピュータが理解出来る形にする事)

して下さい。 コンパイル方法は下記の様な方法です。

Javac ファイル名.java

DOS窓で

CD C;¥SMP
JAVC RAJIO.JAVA

 

これで、ラジオと言う物(クラス)がコンピュータ上に出来ました。

では、ラジオを使ってみましょう。

使用方法は下記の様な方法です。

Java クラス名

DOS窓で

JAVA RAJIO

あれ?変ですネ...使用方法は実行方法はこれでいいのに....

いーえ、違います。

ここで注意する事が有ります。オブジェクトとは現実世界の物と言いました。

では、現実世界のラジオは勝手に鳴り出しますか?(オート機能付きは別です。)

通常、誰かがボタンを押さない限り勝手には鳴り出しません。

 

そうです、コンピュータの世界でもボタンを押す人が必要なのです。

この人(プログラム)をクライアントクラス(利用者)と言います。

クライアントクラスは、MAINと言う実行時に勝手に起動するメソッドが必要です。

 

では、下記のサンプルコードを記述し、man.javaと言う名前でc:\smpへ保存して下さい。

 

【 サンプルコード : 人 】

/* この中はコメントです */

 

public    class       man{

/* コンピュータ世界で言う人(クライアントクラス)です。 */

              public    static      void       main(String[] args){

              /* mainは、人で言う行動開始を意味します。 */

                            rajio       rajioUse = new rajio();

                            /*①この文法は、人がラジオ(new;生成する)を持った事を意味します。 */

                            rajioUse.ボタンON();

                            /*②手元に有るラジオのボタンをONした事を意味します。 */

              }

}

 

同じ様にコンパイルしましょう。

DOS窓で

JAVAC MAN.JAVA

 

出来ましたか? では、人に実際に行動してもらいましょう。

行動以来は、Java man です。

 

DOS窓で

JAVA MAN

 

 

Hellow!こちらFMS大阪です・・・と表示されましたか?

様は、ラジオのボタンを人が押した事で、ラジオが鳴りだした事を意味しています。

実際の流れは、サンプルプログラム中のコメントの①〜④の順序で動いています。

 

これで、コンピュータの世界で言う物と人の関係を説明出来たかと思います。

どうでしょう? 解りやすかったでしょうか? 

もし、オブジェクト指向の世界へ入っていく準備にでもなれば幸いです。

 

次回は、サンプル中の中で重要となるnewの概念に触れてみようと思います。

 

何時になるかは解りませんが お楽しみに!! see you again!