何でもケータイ、でイイの?&新しいQYに望むコト02.07.16
Roland UA−30 01.12.10
QYコレクションの野望! 01.11.17
QY−10 バックアップ電池 01.11.13
Roland PMA−5 01.11.07
パタ−ン機能を使わないのはモッタイナイ01.10.16
XG音源の価値は音作り01.09.28
中古4万円でMU−128を導入シマシタ 01.08.09
未完成品をノコソ− 01.07.30
完成作品をめざそ−(自戒をコめて) 01.07.06
なぜキカイでツクルか? 01.06.05
QY−100触って・・・ブチブチ 01.05.18
あっという間に年の瀬ですが、いかがお過ごしでしょうか。この1年は、音楽よりもThinkPadに入れ込んでたとゆーような状況だったんですが(現に、こないだまで、ThinkPad600XのCPU換装におおわらわでした)、昨日QY-20の中古品を購入しました。1.1万円とちょっと高めだったんですが、田舎に住んでるので、現物を見て買えるチャンスはあんまり無く、ThinkPadのように、企業使用品のリース落ちなんtコトも無いので手を打ちました。
QY-10やQY-8と違って、70に近い操作系なので、ワタシにとっては使いやすいような気がします。 また、エフェクトが無い分、各音色は結構詰められていて、好もしいです。 このあたりは、QY-300と似ているような気がします。 QY-70よりかなり薄く、バッテリの持ちも長いと思われるので、アイディアスケッチ用の持ち歩き あと、デザインに関しては、20・22の方がしっくり来ます。70は工夫も多く、20・22のように愛想 ThinkPad遣いとしては、黒いのは歓迎。QYー70も黒く塗りたい・・・ |
最近QY関係のTIPSも書いてないので
ワタシはBANDをやってないのでアレですが、QYをBANDで使う場合、テンポをとるクリック音が必要なのに、QYはオーディオ出力がパラアウトじゃないので、どうしたらイイのか?という質問がたまにあります。ウチの会議室でも過去ありましたし、2ちゃんのQYスレッドでも見かけました。これについて。
1、パラアウトのあるMIDI音源経由で音を出す。→たとえばMU100Rだと簡単に実現できます。
2、QYの任意のトラックにクリック用のデータを打ち込み、そのトラックはミュートしてクリック音がQYのオーディオ出力から出ないようにする(QY700だと任意のChの内 蔵音源の発音をOFFにできます)。
MIDIケーブルでつないだ外部音源(Chが合えばチープなもので構いません、クリック音出すだけですので)からクリック音を出します。以上。
*先刻、某2ちゃんで質問にRESしたら誤爆されちまったデス(藁)…自己レスじゃナイですよぉ。
ほんとにお久しぶりの更新で、スンマセン。
前にQY70、QY10などのTestModeのことがBBSで話題になりましたが、
試しにGoogleで QY700 testmode を検索したら、あっさりQY-700のテストモードの入り方が出てきました。
ドイツ語?スペイン語?かなんかのPAGEですが、
http://www.music.privateweb.at/guelo/init.htm
というトコロです。
QY−700の左上の「SONG」「UTILITY」「DISK」を押しながら電源を入れると、テストモードに入ります。
初期メニューは下記の様なものです。
**QY700 TEST**
CPU ROM Ver=0.90
MAIN ROM Ver=1.10
SUB CPU Ver=1.10
[F1]:AUTO
[F2]:MANUARl
[F3]:Factory Set
[F4]:Exit
とりあえず、[F3]のマニュアルを選んでやってみました。
01 RAM R/W
02 RAM BATTERY
03 LCD CHECK
というように
16種のテストが行えます。各テストはF4キーで中断でき、次のテストに進むには+キー、戻るにはーキー
を使います。
最初のメニュー画面でF3、テストの最後の17番目の2つは、FactrySet で、実行するとデータが初期化
されますので注意が必要です。
テスト中[F4]キーを2回押して、18:EXITに入り、Yesキーを押すと通常画面に戻ります。
ワタシは誤ってFactrySetをやっちゃいました。
実行する前にFDに「全データの保存」をやっておかれることをおすすめします。
某2ChのQYスレッドは、Part2も出来て、あんまり荒れずに、それなりに書き込みもあってメデタイことです。実は、ワタシも、たまに書き込んでて、ナゼカPMA−5なんかの質問に答えてることもあります(藁)(でも、ウチの掲示板やコラムのURLをカキコんだのはワタシではアリマセン)。
さて、2Ch方面では相変わらず、QY−300の人気が(こなれた価格のせいもあって)高いみたいですが、GMベースの300と、エフェクト満載、音色変更可能のXGベースの70、700、100は、同じQYであっても別物と見るべきでしょう。
QY-10や20、22なんかは、それぞれのキカイの持ってる音色に見るべきものがあるのと、後継機よりもバッテリの持続時間が長いという仕様ゆえに評価されてるんだと思います。
QY-300のほうは、バッテリは関係ナイので、利点はレスポンスの良さと、700と比べた場合の省スペースでしょうか。前にも書いたように、ワタシは、音色がいじれないのが不満で、XG仕様の700に移行しました。
音色の問題や、外部音源のコントロールに手間がかかる(たとえば700では、保存時に指定するだけのXGオンなどいちいちデータを挿入しなければナラナイのは、やっかいです)かなり割り切って使わないと300を選択するメリットが見えてこないような気がします。
それと、QY-300は、MIDIで音楽データを作ることに慣れてないと、とっつきにくいトコロがあるように思います。操作そのものはシンプルかつ反応も早いのですが、パターンとソングの連携など、どこか間接的というか、直感的操作がしにくいというか・・・。ソングトラックに、テンキーで数値を打ち込んでいくというようなヒトはともかく、ひととおり機械の「感覚」に慣れるトコロまで使い込まないと、使いにくい感じがあるんじゃないでしょうか。このあたりは、70やあるいはRolandのPMA-5などポケットシーケンサー系のキカイのほうが上手くできているような気がします。
ワタシは、XG音源のイイところは、音色いじりのし易さと、価格の安さだと思ってます。XG搭載のQYシリーズの利便性に目を向けないで、音源の素の音だけをモンダイにしてるのは、なんかオカシイような気がするんであります。XG仕様の700、70、100は、音色変更とエフェクトを使ってこそのキカイなんだと思いますが・・・。
外部MIDI音源として同じXG仕様のMU-100や128を選択すれば、かなり音の作りこみが可能だと思いますし、ややこしい作業なしに、自分のイメージに沿った音に近づけ易いと思います。
(こないだ、松江のHARDーOFFに2.5万円でMU-128が出てました。安いと思いました。ワタシ、MU−128はソフト付4万で買ったんです)
USB接続のオーディオ・インターフェースを新調しました。今まで使っていたRolandのUA−30にそう大きな不満があったワケではありませんが、やはり録音時にノイズがのる時もあって、これには閉口していました。 UW-10は、UA−30よりもさらに簡易型のオーディオ・インターフェースですが、その分消費電力も少なそうで、PCへの負担が少ないのではないかという期待もありました。電力供給に不安定な部分があることが、ノイズと関係してそうな気がするもので。 それともう一つ、UW-10には、XGソフトシンセSXG-50のWin2K対応版がバンドルされているのも新調の大きな理由です。いままで使っていたXG−Works3.0添付のSXG-50は、Win2Kには非対応で困ってたもんですから。 |
デバイス・マネージャーで見ると、WU-10の消費電力は350mAで、UA-30の480mA(カタログでは450mAなんですが)と比して少ないです。LED表示のインジケーターが無いんで妥当な線でしょうか?
使用上の不具合は感じません。そりゃ、UA-30みたいに大型のOUTPUTコントロールやINPUTレベルのスライドボリュームは、あればあったに越したことはないですが、そう常用するものじゃナイだす。
ただし、UW-10のOUTPUTボリュームの使い勝手はワルイです。感覚的に「下側につまみを動かすと音が大きくなる」というのはどうも。慣れりゃイイんですが・・・
録音用のソフトは、UA-30の時のCool−Editをそのまま使ってます。ソフトシンセの音を直接録音しようとは思ってないので、使い慣れたコイツで録音し、フリーソフトのSEでマキシマイズという工程は相変わらずです。
今のトコロうまく行ってます。
2ちゃんの「YAMAHA QYシリーズ」スレッドで、新しいQYのコトが話題に上ってる、というのをこないだ書きましたが、一連のカキコミの中で、携帯の機能を拡張して使えばいーじゃんというヒトが(たぶん複数)いて、気になってます。
うーん・・・ケータイのPDA化というか多機能化が進んでいるというハナシは聞いてましたが、ケータイに内蔵したシーケンサーですか・・・。でも作曲なんかするヒトなんてどれくらい居るんでしょう?着メロを作る支援ソフトくらいはアリでしょうけど。
省電力タイプの音源LSIは大歓迎ですが、FM音源の16和音(MSX時代のFM音源みたい)に戻るのもどうかと・・・。オペレータ1がオペレータ2をくすぐって(By福田裕彦)とか、またやるのかぁ。
XG仕様のWaveForceの拡張&省電力版とかいうのなら許せますが、携帯はコストダウンも厳しいでしょうから、一部の好事家用の機能はオミットでしょう。、携帯は、大勢にとってセールス・ポイントになる機能しか積まないのでは・・・
それと、オマケ的な機能のモノで満足するヒトのためにしか開発がされなくなるとすると、やっぱ困ります。いかにステップ入力のみに頼ってるワタシでも、鍵盤が無かったりするとマズいデス。
ビデオゲームや着メロで使われる性能だけじゃなんかモノ足りないと思いません?それに再生用には、Mp3始め、圧縮型Waveがある訳ですし、「制作用」のツール開発なんかに、メーカーはお金を掛けられないのではないでしょうか。
ヤッパリ、ワタシは単体ハードシーケンサー賛!
でもって、新QYに望むコトの続き
○QY-700代替据え置き機
・32Ch仕様
・つまみはフィルター、レゾナンス、A、D、R、S、LFO、ビブラート、ビブラートディレイ、任意の10個程度
・テンキー、鍵盤キーは必須
・ACコントローラーはアンマリ使っていません。
・内蔵音源はMU-500相当(1トラック分アナログモノシンセなどあればイイのでは?)
・バックライトはQY-300時代のように無くても見える方がいい。必要に応じて点灯できれば。
・PCとの直結はあると有難いです(できればRS232Cはそろそろ・・・)。
・データ蓄積媒体の変更(FDからスマメ、CFなどに)
基本的にQY-700の機能+QY70のジョブ追加。コード入力、ユーザーフレーズの入力法は70の方が良い。グルーブクオンタイズは70相当でOK。パターン画面でも、音色コントロールはフルであって欲しい。
GSまたはJVをコントロールできるモードがあれば、ローランドの音源使用者も取り込める。QYの操作性は評価が高いと思うので。音源がRolandのヒトもコントロールしやすければ使うと思う。
実は、MUの新シリーズのエフェクトやCCに対応していない、コード入力の際発音しない、JOBにコンティニュアンスコントロールがない、PCと直結できないといった点以外には、現行QY-700に不満な点はありません。
多機能化、大型化は望まれていないと思うので、マイナーチェンジでイイのでは?
RS7000は出ましたが、QY-700のバランスの良さ、使い易さはまだまだアドバンテージを保っていると愚考します。
YAMAHAのサイトで製品開発のフォーラムが出来てるようです。
ヤマハ株式会社は、同社の音楽ポータルサイト「ミュージックイークラブ」において、読者参加型の商品企画ページ「企画室」を7月4日から開始する。第1弾の製品提案はMP3レコーダで、10月ないしは11月の製品化を予定。今後、年4品目程度の開発企画を計画している。
http://www.music-eclub.com/
現在のトコロ、MP3プレーヤーの企画ということのようですが、早くも2chの「YAMAHAQYシリーズ」のスレッドでは、次期QYの企画が始まらないか?というようなハナシが出てます。ワタシも、QYシリーズの新作がでるなら、言いたいコトはイロイロあります。勇み足で”やまとも”にも入会しちゃいました。
QY-X(モバイル機)
1.基本的な機能はQY-70相当でOK
2.QY-70のジョブをフォローして、パターン入力でコードを入れる時の発音あり。音色エディットはQY-700コンパチ
3.あくまで単体ハードシーケンサーを貫いて欲しい。PCソフト上でとか、ケータイ・PHS絡みなんてのはNO Good。
大きさ:A5サイズ(単行本程度)厚さはQY−10位ならVery
Good
液晶 :タテ=QY−70相当、ヨコ=エディット時にパラメータが最後まで見えれば感謝
電源 :リチウムイオン充電電池、5時間稼働
機能 :16ch仕様、スタイル・シーケンサー継承、QY−70のジョブ&エディット+音色エディット強化(700相当)
音源 :MU−100相当XG仕様+音色強化
鍵盤は70相当。テンキー欲しい。ジョグダイヤル不要。
今までのQYのパターンを移植したパターン集を販売して欲しい。WEBでのパターン公開も(笑)
PCとの接続はUSBで、外部記憶はスマメ。ハゲる銀塗装は不可。黒またはガンメタに戻って欲しい。
こんなトコでしょうか・・・。大きさや音源については、異論もあるでしょうが、駆動時間を延ばすほうが有難いと思うんで。
ManualLibraryはとても便利です。最初に登録が必要なシステムでしたが、BBSにも書いたとおり02.07.04現在、登録は必要なくなっており、スグに利用できるようになってます。
パスワードの発行も受ける必要も無くなりました。取説という情報資産をフリーで見せてくれる姿勢は、特筆に価すると思いますデス。YAMAHA様感謝!
スタンド・アローンの電子機器は、操作方法がまちまちなんで、初見のキカイをマニュアル無しで使うのは無茶です。と、ワタシは思います(読んだってワカラン場合もありますが・・・)。読むのがどんなにメンドーでも、愛機として使いコナスには、マニュアルって必須アイテムだと思います(ヤレヤレですが)。
このManualLibrary、イザというときにマニュアルが見えないという場合はモチロンですが、ホントに役立つのは、取説なしの中古を見つけた場合です。
ココには、生産完了品についても、載せてある機種が、かなりあります。
ライブラリーにある機種ならば、取説無しの割引品に、安心して手をだせますし、何ができて何ができないかの確認もOKです。QYシリーズは、QY−10からそろってます。これを知ってから、HardOffでの目つきがちょっと変わりました(笑)
Pdfファイル形式での公開で、一つ4MBくらいのサイズです。Mp3で一曲落とすくらいの感じです。アクロバットリーダー上で保存もでき、手間を惜しまなければ、プリントアウトもOKです。知らなきゃソンです。
URL http://www2.yamaha.co.jp/manual/japan/index.html
BBSに、KORGのER−1を衝動買い(中古?1.8万円)したと書きましたが、これがナカナカにエキサイティングなキカイでして、フレーズを入れ替えながらつまみをグリグリやってると、なんかアドレナリン だかドーパミンだかがどーっと出て、イイ気持ちになっちゃいます。QYをいじっている時は、も少し冷静にやってるんでなんか新鮮ではアリマス。 しかしながら、この手のキカイというのは、前にYAMAHAのAN−200を店頭でいじった時にも感じたコトですが、「イイ気持ちでキカイを動かしていて、作品が出来たようで出来てナイ」という状況になりやすい気がします。本来、ライブパフォーマンス向きのキカイなのでその場その時にすばらしい演奏が降 りて来ることはあるかも知れません。 ただ、ワタシは、シーケンサーを作曲マシンとして使っているのでなんかこう勝手が違うというか・・・ |
・・・とか何とかいいながら、QY−700と連動させて、ドラムパートだけ差し替えてパターンを演奏させ、適当にアドリブ(らしきモノ)をやってるとアラ不思議、何時の間にか1時間経ってる、ワンコードで(笑)。なかなか楽しみなキカイです。
ウチのDTM機器は、すべてアナログ−OUTです。したがってPCでWAV化するには、アナログ−INのインタ−フェ−スが必要です。
PCがNOTEで、附属のサウンドカ−ドではアンマリなので、USB接続のオ−ディオインタ−フェ−スを捜し、オンキョ−のSE−U33を買ったんですが、雑誌なんかでの好評価にもかかわらず、録音ソフトの使い勝手、ハ−ドウェアの安定性ともに悪くトラブル続出。Roland UA−30に乗り換えました。マダDynaBook2520 CDTA(K6−2 300MHz)を使っていた時代のコトでした。
添付ソフトCool−Editは使いやすく良いものでしたが、K6−2 300では役不足だったのか、今度は、録音・再生時にノイズが混じる現象に悩まされました。このノイズ対策が、ThinkPad i−1157に買い替えた理由のひとつでした(というか、ThinkPad購入の口実だったカモ)。
1157になって、ノイズの乗る率は減ったものの、やはり発生する時はありました。コレは、1157添付のウルトラベ−スに、USBがもう一つあるため(DynaBookはUSBは1つだった)調子に乗って、USBマウスを使ったのも原因だったように思います。
UA−30の消費電力が480mA、マウスがMax100mAですから、最大500mAまでの供給しかできないUSBの仕様では、電力供給にムリがあった可能性もアリマス。ちなみにUA−30は、外部電源を使用できません。USBケ−ブル一本で使えるという手軽さはイイんですが、外部電源は欲しかったように思います。
根本的な解決は、単体HDRの導入でしょうが、とりあえずの対処として、マウスをPS/2に変更。RolandのWEB情報を見て、ハ−ドウェア・アクセラレ−タをいじって、値を低くしてあります。コレと録音前の再起動で、おおむね良好に使用できてます。
ウチのUA−30。後継機種のUA−3が、意外とハヤく出たのは なぜ? 価格改定のため?それとも不具合があった? UA−3は多少消費電力が少ないみたい。 USBオーディオインターフェースは、掲示板なんかではけっこう |
実は、QYシリ−ズをコレクションしちゃろうという野望をもってます。QY−300は、今再び手許にアリマス。そしてこの度、4,000円で取説無しのQY−10を入手しました。このキカイはほんとにVHSサイズ(カセットケ−スに入ってました)。しかし、今のQYとは操作系がまったく違ってて、マニュアル無しでは何もワカリマセン。
そこで、四苦八苦してYAMAHAのHPからマニュアルをDLしました。YAMAHAは、WEB上にpdfファイルでマニュアルを公開してるんです。登録が必要ですがこれは便利!デス。有難うYAMAHA。
<YAMAHA manal library>
http://www2.yamaha.co.jp/manual/japan/menu_f.html
四苦八苦というのは、プリンタへの出力に手間取ったためです。QY−10のマニュアルは表紙だけ違うサイズでうまくいかなかったんでゴザイマス(用紙をケチッて4Pを一枚にしたため、おかげで豆本みたい)。でもなんとか印刷完了。
マニュアルをDLして安心したせいか、ほとんど触ってません(笑)。でも、ウワサ通りBass音が太いのは確認したんで、いつか使うカモ。
これでQY−10、QY−300、QY−700、QY−70、と4台入手。次は20系を狙ってマス。・・・まだ先は長いゾ・・・。あと、電池問題はど−する。
掲示板でのりょうさんの書き込みにあったQY−20のバックアップ電池の件ですが。 この度、QY−10を入手したんで、ヒトゴトじゃ無くなって来ました。 だもんで、QY−10、バラして見ました。 さて、どーしたものか・・・・ りょうさん、QY−20のもこんなのでした? |
ワタシ、QYシリ−ズをとても愛してるんで、このよ−なHPを作ってるワケなんですが、QYシリ−ズに死角なし、YAMAHA以外ダメ、なんて思ってるんじゃ全然アリマセン。「QY会議室」での<サクラサク>さんの質問に関連して、久し振りにRolandのポケット・シ−ケンサ−PMA−5を持ち出してきたんで、コイツの事をすこし書いてみたくなりました。前にちょっと書いたんですが(本館、「音楽のうわごと」01.02.14の項)、ワンスモア。
QY−300とコンビで使ってたこのキカイ、とっても気に入ってました。タッチペン入力も快適で、Enterキ−やアップ、ダウンキ−の部分がハゲるまで遣い込みました。今やってる「メロディ−先にありきのインスト」というスタイルは、PMA−5なしにはありえなかったでしょう。
QY−300を手に入れて使ってみて、その使い易さには驚嘆(ソレまで使たシ−ケンサ−の最後が、YAMAHAのMSXシステムのコンポ−ザ−だった)したものの、どんどん曲が出来るという状態には至りませんでした。そこで、列車の中でも使える(単身赴任中のせいで、週一で往復2時間づつ乗ってました)電池駆動のマシンとして、PMA−5を買ったのでした。実は、PMA−5も新しいシ−ケンサ−購入の候補でした。ただ、外部記憶装置を持ってないという一点で、FD装備のQY−300の方を買ったんです。MSXシステムの外部インタ−フェ−スがカセットテ−プで、往生してたもんで・・・。
トコロガ、QY−300のマニュアルに「デ−タファイラ−として使う」という一節がありまして、これを見たとき、見送ったPMA−5のことを思い出したんですナ。GSというフォ−マットに興味もあったし、YAMAHAよりRolandの機械の方が、POPでは即戦力というキモチもありました(QY−22を選択しなかったのもソノせい)。
さて、PMA−5は、ワタシにとっては大当たりでした。その一番の理由はしごく単純で「コ−ド入力の際に、入力したコ−ドの音が出るという機能」があった事でした。コレで、入力したメロディ−にコ−ドをあてていく作業が、実にうまく出来ます。アコギの弾き語りなんかをやったヒトなら、覚えた曲のコ−ドをとったコトがあると思うんですが、あんな感じ、しかもキカイなんでEbが押さえられないナンテ事もナシ。メロディ−つくってコ−ドつけて、パタ−ンを組めば曲の概要が完成。これがウレしくて、どんどんやってました。
あの頃は、PMA−5に作ったモノをQY−300へ録音し、EDITして曲を作ってて(実は、同じデ−タで演奏しても、ニュアンスが全く違うんで、修正がタイヘンでした)、GM縛りだった「DTMマガジン」投稿を目指してました。
PMA−5に溜った曲デ−タは、バルクデ−タとしてQY−300に録音というか記録し、FDで保管してました。2台のシ−ケンサ−だけで完結した、使いやすいシステムでした。当時(’96年)は、パソコンも導入しておらず(最初のPC買ったのは’99年)、マコトにシンプルな環境でした。今はPMA−5がQY−70に、QY−300がQY−700に変わってますが、曲作りのキホンは、変わってません。ですから、PMA−5というのは、とっても思い出深い機種です。
それで満足していれば良かったんですが、電子楽器=シンセ、シンセ=音作りという世代なもので、サンプルプレイバック・シンセのマルチティンバ−機能には大きな恩恵を感じつつも、GMの「音色固定」という仕様に物足りなさを感じちゃったんですナ。GS音源のPMA−5を音源モジュ−ルとして使う手もあったんですが、GSで音色をいじるには、16進のエクスクル−スブ・メッセ−ジ+チェックディジットをMIDI経由で入力するしかないんでメゲてました。そこで、MU−80購入に走ったんです、コイツは音源の設定をボタンで変えてからその変更の16進デ−タを表示できる「ショウ・エクスクル−シブ」機能がありました。ホントのところは、XGでやっていって次はQY−700ってキモチもあったのかも知れませんネ。
QYシリ−ズのファンペ−ジをやってるんで、QYについてのWebペ−ジや記事は気になります。QY70についての記事が多いみたいですし、QY300への評価がけっこう高いような気もします。掲示板等へのカキコミは、実際使ってるの?と思われるモノもありますが・・・。
そんな中で、YAMAHAがQYシリ−ズのウリとして搭載してる「スタイル・シ−ケンサ−」機能については、あまり注目されることがアリマセン。QYを実際使ってるヒトのペ−ジでも、「パタ−ンは殆ど使ってません」とか「入力はリアルタイムのみでやってます」というように書かれてるコトが多くて、人気ないみたいです。
ワタシはこれ、とってもモッタイナイと思うんです。せっかくの機能ですし、奥の深いものだとも思いますから。ムカシのPOPキ−ボ−ドの自動伴奏なんかとは別次元のポテンシャルがあるんだし。
たとえば、QY700や70のデフォルトのスタイル(とくに70は)をそのまま使ってみると、やっぱり、文字どおりワンパタ−ンで、もうちょっと何とかならんかナ、なんて思うでしょう。で、コレは使えん・・・とか思ったりしてませんか?
オリジナル・パタ−ンを作って、その「もうちょっと何とか」の部分を作り込んでやれば良いんです。まずは、既存のパタ−ンを空きスペ−スにコピ−して(700の場合はスタイルをFDにバックアップしてから、当分使わないと思われるモノを消し、空きスペ−スをつくればOK)、気に入らない部分を差し替えて見ましょう。同じフレ−ズでも、Voice画面で音色を替えたり、Jobでベロシティを替えたりするだけで、随分雰囲気が変わります。コピ−したフレ−ズは、コ−ドによる変換パタ−ンも変更できる(フレ−ズのRec画面にある「code1,codo2,bass・・・」というヤツ)んで、これでもかなり感じが変わります。
慣れてきたら、フレ−ズを組み合わせてまったく新しいパタ−ンを作ってみればイイんです。もっと慣れたら、フレ−ズ自体を自分で作ってしまえばイイです。
パタ−ンの「繰り返し」部分が同一なのがイヤなら、エキスパンド・バッキングを使って伴奏を展開し、エディットで細かくいじってやればOKです。ワタシはコレ良くやります。
ヨウは、ドラマ−やらベ−シストやら、各楽器担当のバッキング・メンバ−がいて、その演奏を聴きながら、ココはこのフレ−ズでいこう・・・とか指示して、バッキング・パタ−ンを作っていくイメ−ジです。これは、前にもどっかで書きましたが、何回演奏を指令してもゴネないし、上手いし、けっこうイイもんです。
ネット上のやりとりなんかを見てると、ロ−ランドの音源の方が即戦力!みたいなものが多いんですが、そのコト、実はワタシも認めます正直なトコロ。
SC−55MK2+アルファ相当の音源だったPMA−5のMIDIデ−タをXGにコンバ−トしてMU−80で鳴らそうとしてた頃、同じフレ−ズがなんかスカスカに聞こえるコトがありましたンデス。プリセットの音をそのまま使うとしたら、SCシリ−ズの方が優れているのでは?というか、そのまんま使うヒトが多いんで、SCシリ−ズが普及しているんじゃないでしょうか。
しかし、音の作り込みは、MUシリ−ズの方がやりやすいハズ(XG−Worksがなんか使いにくいのでダイブというか大損をしてるような・・・)。QY−700や70と、MUのショウ・エクスクル−シブ機能を使えば万事OK!です。MU−100以降のCh毎EQもキョ−リョクです。PCM音源の、音の細さを(ある程度)カバ−できます。
ワタシは、ぎりぎりアナログ・シンセを知っている世代なんで(最初に使ったJX−3Pは、音色を保存でき、プリセット音色も使えるタイプの走りだったが、MC−202なんかはいちいちツマミとスライダ−で音を作る必要があった)、DTM音源とはいっても、シンセの一種である以上、音を作ってナンボといった気持ちがあり、GM音源(QY−300)使ってた時はストレスを感じてました。MU−80の導入である程度音色作り(というか、変更・修正のレベルでしたが)が出来るようになって、とってもウレシかったのを覚えてます。そして、QY−700を手に入れたとき、漸くXG音源を使い込める環境が整ったと思いました。そして、なんだかヘンな効果音作成に入れ込むようになったのでした。
甥っ子から、QY300を一時取り戻して、フレ−ズをQY700にコンバ−トしてます。ギタ−とかアコピの弾き語り風のフレーズなんかは、700&70には無いモノですから。 ああ、ナツカシのQY300。LCDの書体も時代を感じさせます。ワタシが今やってる音楽製作は、数年前、このマシンを手に入れたコトから始まったんです。GM仕様ながらイイ機械でした。 2ちゃんねるのDTM板なんかをみると、ハ−ド・シ−ケンサ−の中で、QY300はいまだに評価が高いみたいです。 オペレ−ションのシンプルさ、安定性、反応の速さなどは、確かに特筆に値します。それと、チェ−ン再生機能があるのも便利だと思います。 ただ、FDドライブが2DD用なこと、音色等のエディットがフォロ−されてないんで、音源側で変更を行い、数値入力をしてやらないといけないこと、保存の時にXGヘッダ−を付けられない(GMマシンなんでアタリマエですが、コレがあると無いでは手間が大違い)ことなどは、今となっては不便です。 |
ワタシ、音源付きのシ−ケンサ−を、「QY300&PMA−5プラスMU−80」、「QY700&QY70プラスMU−100,128」というように、セットにして使ってきましたが、XG仕様で音色やエフェクトをイジることが多く、正直いってもうQY300には戻れません。かといって、PCのソフト・シ−ケンサ−(XG−Works)にはどうしても馴染めないんで、当分700メインでの製作が続くと思います。
かつてPMA−5のデ−タをQY300対応のGMデ−タに無理矢理コンバ−トしてMU−80で鳴らしていたりしていたワタシとしては「300マンセー!」なんて言ってる人が、QY300でどんなオペレ−トをしてるのか興味あります。キカイの好みは、人それぞれですが、価格も下がってきてるんで、今買うなら、700の方がオトクだと思うんでアリマス。モバイル兼用でQY70か100、という手もあります。
ただ、最初に書いたように、300のフレ−ズは、ベ−シックで有用なヤツがたくさんあって、コレは捨てがたいものがあります。700や70の「流行りを意識したがゆえに古くなる」種類のフレ−ズ群とは一線を画すものだと思います。QY70が出たとき、700のフレ−ズは最早古色蒼然でした。70のものも今はもう・・・。個人的には、ダンス・ミュ−ジック系の音は、その用途では使わない(大好きだった「メロディ・フェア」のビ−ジ−ズが「スティン・アライヴ」でディスコになっちゃった衝撃でダンスものは今だになんかヤ!なんです、「木枯らしの少女」のビョルンとベニ−が、アバの男2人になちゃったとゆ−のも・・・)んでど−でもイイっちゃイイんですが、「流行りと無縁の曲」を目指してるワタシは、YAMAHA様にも、QY300にあるようなベ−シックなフレ−ズを、今一度見直して欲しいと思うんでアリマス。
98年のキカイなんで今更ですがインプレッションなど。
64音仕様のMU−100でも同時発音数をいままで気にすることは無かったので、128音同時発音の恩恵はあんまり実感してませんが、VLボードのレスポンスが向上したような気がします。気のせいかもしれませんが・・・。
QY−700でコントロールするには、エクスクルーシブを使う局面が増えるとは思いますが、MU−100の時点でもはやソウだったんで苦にはならないと思います。ショウ・エクスクルーシブ
があればダイジョーブ。ホントこの機能には感謝デス。
ガタイが大きくなったため、操作性は随分向上しています。楽器のカテゴリーが一発で選択できるのはとくにGood。操作ボタンは突起が大きくなった右側のものは、ストロークが深くなった分MU−100に慣れたワタシにとってはむしろ違和感がありますが、コレは慣れの問題でしょう。ロータリー・エンコーダーは、なんか今ひとつスキになれません。
MU−80の頃は、ほとんど発熱が気になるコトがなかったんですが、100、128とだんだん熱くなってイキマスね。ACアダプターも大型化の一途、処理速度向上のアカシなんでしょうが、これじゃもう電池駆動のマシンは無理でしょうかね。
VL音色の積極的活用、MU−100のパフォーマンスモードでの使用(ADインプットの活用ネ)が今後の目標デス。MP3を使えば、XG機器でのスタンダードなSMFにこだわる必要もあまり無いのかな、なんてコトも思います。でもサンプリングネタのコピー&ペーストは、なんか食わずギライで性に合いません。やっぱ当分MIDI機器オンリーで行こうとは思ってます。銭モナイし・・・
前言と相違してるみたいですが・・・
ここんとこちょっとスランプ(とゆ−かナマケテル?)なんで、QYファイラ−に貯めたバルクデ−タのバック・ナンバ−を漁ってます。調子ワルイとこんなコトを良くやります。
で、コレはけっこう有効です。2年も前につくりかけてた曲なんてすっかり忘れてますもんね。使えそうなデ−タに当たったりするコトもありますのだ。オモシロイですよ。ハズカシくもカナシイ場合も多々ありますが。
ワタシはデ−タに「010730」というように日付けだけ入れてとっておきます。その日QYに入ってる全デ−タを保存しても160KBくらいにしかなりませんから、いくらあってもダイジョ−ブ。もちろん「決定稿」には曲名を入れますが。
MIDIはデ−タですから、TAPE等にテイクを残すのと違って、とっておけばそのまま使えますし、続きも作れます。使わない手はアリマセン。いいフレ−ズだと思ったが、続きを思い付かなかったヤツなんていうのがあるとGoodです。
・・・サテこれから、QYファイラ−導入以前のMIDIデ−タとしてFDに入ってるやつ(QY700にSMFとして保存したヤツ)でも漁って見ましょうか・・・
未完成品も立派な財産。残しましょう。
完成作品をめざそ−(自戒をコめて) 01.07.06
模型マニアの世界で、「未完成病」という言葉があります。作りたい模型を買ってきて、どう作ろうかあれこれ考え、作りかけてみるものの、完成に至らず、そのうち次のを手に入れてしまう・・・。かくしてプラモの箱は増え続け、押し入れの中は箱だらけというオソロシイものです。
「未完成病」を発症するのは、ある程度耳年増になったオッサンが多いんですが、それは、<素直にそのまま組めばイイものを、模型雑誌なんかを読んで、改造をしよう、資料をあれこれ集めよう、エンジンには配線しよう、ディティ−ルアップパ−ツを捜そう、しまいには切った貼った・・・>。こういう手間に目が眩み、実際の作業はフリ−ズしてしまうというトコロでしょうか。
DTMの場合にも(凝る人や耳コピものをやる人などは特に)こういう病気にかかる傾向はあるんじゃないでしょうか。ワタシの場合は、上記のような模型製作の手間と時間(塗料の乾燥時間とかあるんです)に比して、オリジナルものの音楽を作る手間は遥かに少ないと自分に言い聞かせつつ、なんとか(音楽の方を)作ってるんですが。
「未完成病」は、モノを作る趣味について回るものだとは思います。知れば知るほどやるべきことが増えてしまいますから・・・
しかし、一つの作品をフィニッシュまで持って行けないとなると、やはり問題も生じてきます。作業が途中までで終ってしまうと、ホントウの全体像は見えてきません。
一つの曲は完成するまでの全工程を終えて始めて「作品」となりなす。MIDIで言えば、トラックのミックスやエフェクト、模型で言えば塗装やデカ−ル貼りなどの作業は、フィニッシュまで持って行かないとやる機会がありません。それでは、自分にも他人にも評価することすらできないワケです。ドンナものでもいいから完成品としてSMFにするところまで作ることは大事だと思います。幸い、MIDIは完成品がいくらあっても(模型みたいに)場所をとらないですし、推敲は、後でもできるんですから・・・
以上、自戒をコめて
なぜキカイでツクルか? 01.06.05
前にも書いたように、ワタシの曲は、基本的に手弾きの部分はアリマセン。これはまず第一に、人に聞かせるウデがないからなのですが、とある高名なシンセサイザ−奏者&プログラマ−の方の「コンピュ−タミュ−ジックマガジン」誌上掲載記事に触発されたからでもアリマス。
機械の進歩でだれでもが音楽を作れるようになったら困りませんか?みたいな質問に答えて曰く「全然、そんなこと思わない。楽器ができなくて、音楽ができる訳ない」・・・
・・・このような記事だったと(主観的に)記憶しております。
当時、QY−300を入手して「おお、あれも出来る、これもデキル!」と浮かれている状態だったワタシにとって、冷水を浴びせられるような発言でした。と、同時に何だか燃えてくるヨウナ気持ちにもなったものでした。
お−し、そんならヤッテやろうじゃないか。大っ体、ギタ−が弾けるヤツはみんなジミヘンやベックかい、コルトレ−ンみたいなジャズピアニストばっかかい。打ち込みだって打ちこんでてコ−フンするぞ、QY−300の機能があれば何だってデキルゾ。楽器やらエフェクターやらミキサーやらレコーダーやらスタジオやらBand運営やら!!いくらコストがかかると思ってるんだ・・・。
ああ、なんたる世間しらずの逆ウラミ、バチ当たりな当時のワタシ・・・
でも今も、なんか基本スタンスは変わって無いような。
先日、広島の島村楽器とソフマップへ行ったとき、ようやくQY−100の現物を触ってきました。なんかデカイですね。数字で見るより大きい感じ。ワタシにとっては、コレはやっぱり見送りだったでしょう・・・もはや「モバイル」じゃなくて「据置き」の感じです。この大きさなら、外部入力やスマメより、充電システムが欲しかったような気がします。ヤッパリQY−70の2台目を買って正解でした。
・・・とは言っても、2台目を買ってから、限界かと思われたボロボロの初代70は、なぜか元気に動作しておりまして、2台のQY−70に、違ったバルク・デ−タを喰わせて使う、というゼ−タクをしてる始末デス。
相変わらずQY−700の後継を待ってるんですが、RMx−1やAN−200、DX−200が出て来る状況では、モウ無理ですかね。DJ系クラブ系テクノだけがイイ音楽ってわけじゃないと思うんですが・・・
QY−700にコンティニュアンスとコ−ド入力時の発音機能、モウ少しのドラムセット、リストエディット時のXGパラメ−タ入力があれば、そして新規のフレ−ズデ−タなんかあったら、もうなにもいらんのですが・・・ブチブチ。(フレ−ズデ−タに関しては、シンプルだったQY−300のヤツが恋しくなったりもします。QYシリ−ズほぼ全機種でデ−タの互換性なしというのはナンダカナ)
デモ、AN−200はイイ感じでした。作品を「作った気」にさせてくれるキカイです。ちょっとキケンですが。一瞬、欲しかったかな。
QY−100は見送り・・・かなあ 2001.01.30
11月に発表があって以来、気になっていたQY−100。今回は見送り気分になってマス。ADインプット付きのQYというのは、それなりに魅力的なんですが、それに(たぶん)ともなって、電池駆動時間が短くなった(公称3時間。70は5時間)のはいただけません。QY−70の場合、5時間とはいっても、3時間程度しかもたないような感じがしてます。RolandのPMA−5は、同じ5時間のはずですが、けっこう長くもったような気がします。この調子で、公称3時間だとちょっとこまったちゃんデス。充電電池だと、キビシそう。
ソノ変わりに、QY−70の2台目購入を考えてます。こんどはXG−Works4.0付きを買って、3.0からの移行もしようかと・・・。
ワタシの70は電池蓋が「紙製」なのを始めとして、満身創痍。塗装がハゲてるのはいいとしても、スイッチ類が渋くなったのと、ACアダプタの接続がユルくなってるのは気になります。97年の正月に、神戸で衝動買いして以来、酷使の連続でした・・・
それともうひとつ、YAMAHAとRolandの提携が、どんなふうになるのかも気になってます。まったくの新機種が出てくるんでしょうか。
MP3系のあおりをくらって、DTMの翳りが見える昨今、ふたたび訪れたバンドブ−ムの中で、MIDIの未来はどうなるんでしょう?やっぱりインスト曲は、POPにはなれないのか?なあんてコトも考えてます。
我が町、松江はイナカなんで、QY−100の現物は、まだ見てません。隣の鳥取県の米子(正確には、米子のちょい西の日吉津村)ジャスコに島村楽器が出店したんで、そこまで行けばなんとかなるかも。
・・・地域情報・・・
松江のブック・オフ系列のハ−ド・オフという中古器械店に、MU−128(40,000)と、CS−01(ジャンク扱い7,000)が出てました。1/27現在。
出ます!新しいQY
97年にQY−70が発売されて以来、久々の新製品<QY−100>が、12月20日にリリ−ス。ルックスは、70似ですが、ボタンが結構変更されてます。ギタリストを意識してギタ−とマイク用入力端子付、パタ−ンもロック寄りの構成とのことです。QY−70の泣き所だった外部記憶装置として、スマ−トメディアをサポ−トしている点も注目!もちろんQYFilerも付属しています。値段は1万円高の59,800。
個人的には、ド−シヨ−というところデス。ギタリストとはとっても言えないし・・・。
でも、新パタ−ンや追加音色、ドラムキットは気になるし・・・。手持ちの70は塗装ハゲハゲ、電池蓋無しだし。
いまのところ、YAMAHAのHPにあった「新製品情報」しかデ−タがありません。スペックについては結構くわしいのですが、「MU−50相当の音源」というような記述はなく、「XG対応」とだけ書いてあります。気になる電池駆動時間は、連続3時間をキ−プ。70と変わりません。早くくわしいコトが知りたいっ!!
知ってる方は掲示板に書き込みお願いします。
100が出て(もし)70が値崩れしたら、2台目の70を買おうかなぁ・・・ああ、ど−する!
QYシリーズは、YAMAHAの人に尋ねたわけではないですが、80年代の初代MIDIシーケンサー、QX−1(’84発売)の流れを汲むシリーズだと考えられます。コイツは、当時の常識からすれば、ばけものようなヤツでした。16CH記録可能、8万音の記憶容量、価格は480,000円でした。もちろん持っていたわけじゃありません。
当時、ヤマハのMIDI機器のネーミングはこんな風でした。
・シンセ DX DX7.DX5.DX21..etc
・音源 TX TX7.
・シーケンサー QX QX1.QX7.
・パソコン CX CX5.CX11.
・リズムマシン RX RX15.RX21..etc
この「X」シリーズ当時のネーミングが、現在のシンセEXシリーズ、シーケンサーQYシリーズ、リズムマシンRYシリーズに引き継がれていると思われます。
QX−1と現在のQY−700の一番の相違点は、QYがマルチティンバー音源を積んでいるという点です。QX−1は、単体では音は出ません。MIDIシンセを接続して使う必要がありました。また、私が重宝しているスタイル・シーケンサー(伴奏作成機能)なんていう外道なものも搭載されていません。
ちなみに、QY−700のスペックは、48CHコントロール、容量11万音、価格は128,000円です。隔世の感があります。
MIDIが出てきたとき、すごく興奮した。いまとなっては当たり前の環境にすぎないMIDIだが、世界レヴェルの統一規格というものが企業サイドからでてきたことは、特筆に値する出来事だったと、いまでも思う。
A社とB社のシンセを直接つないでコントロールでき、一本のケーブルで、音階も、強弱も、音色までも伝達でき、シーケンスシステムの同期すら統一する夢の規格。そんなふうに思った。
CDの規格は、無事にまとまったが、VHSとBetaの不毛な競争は続いていた80年代、MIDIの登場は、ステキな出来事だった。
上の文を書くために、’84年のRockin’f別冊や’85年のKBスペシャルを読んでいたら当時の気分が、ややぶり返して来ました。
実は、YAMAHAという会社が好きで、XGを使っているわけではありません。シーケンサーを使った安価な作曲ツールをさがしたらQY−300に行きあたり、グレードアップしていったら現在の構成になった、というのが実際のところです。ホントはRolandもKORGも好きです。
でも、コラムの「MIDI登場」の項でも書きましたが、電子楽器メーカーはエライと思います。ほかのジャンルのメーカーを見てください。営業の力で、技術力の差をカバーしようとしたり、会社の大きさにものをいわせた販売戦略をとったり・・・。
YAMAHAは大メーカーです。自動車で言えば、T社のようなものです。RolandがN社だとすると(H社的な面も併せ持ってますが)、状況が良くわかるのではないでしょうか。
電子楽器メーカーとしての2社は、技術で堂々勝負しています。営業で押し切ろうなんてマネはしていません。クラフトマンシップを失わないという点でYAMAHAはもっと称賛されるべきだと思うのです。
(今のT社についてどうこういうつもりはありません。しかし、かつて先進的なライバルメーカーのクルマに、一世代前の技術を使ったクルマと販売戦略で勝ったり、他社の新車よりも100CC排気量の大きなクルマを「隣の車が小さくみえます」なんて言って発売したのは・・・)