Re:NEC COBOL の違い 補足


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In Reply to: Re:NEC COBOL の違い 補足
投稿者:江須扇 - 投稿日時:2003年12月17日 12時39分24秒

> ところで私の資料では、OS−4のCOBOLは、ITOSになった時に再コンパイルしなければならなかったようですが、それで間違い無いでしょうか。

はい、間違い有りません。

> つまり、OS−4とITOS−4の間では、バイナリレベルの互換は無かったということでしょうか?

元々、1973年にオフコンが発表されたとき、それ以前のNEAC1240はCOPCODERというアッセンブラーが基本で機械語も直接わかるような10進のワードマシンでした。
つまり、OSはまったく有りませんでした。
旧100が出た当時はOSと言う表現では無く、MONITORと称して、電源を入れたら読み込み日付と時間を入れていました。
説明ではハードでもソフトでもないファームウェアの読み込みと言われました。
その後、他社との対抗上かっこ悪かったのか、後半ではOS−4という名称にしましたが、ITOSに比べたら比較になりません。
ただ、ファイル管理やエラー表示また、SORTやFLCNVなどのユーティリティは一応できておりました。
ユーティリティのパラメータの入れ方は踏襲しておりました。
話は長くなりましたが、OSは別物でCOBOLソース互換ということで、再コンパイルは必要でした。
ファイル管理等は互換性があったので、データやプログラムはハードウェア的に同一機器があれば、FD等で移行はできました。
ただし、ISAMファイルはありませんでしたので、あくまで順編成ファイルとしての移行でした。

> ご存知でしたら教えてください。


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