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＃９月号　発行：聖桐海学院　新聞部　　
＋＋＋今月の特集＋＋＋

　・運動部〜夏の全国大会に完全密着！！
　・学院内に流れる新たなる噂の真相を追う！！
　・２学期そうそう、課題考査結果発表！！

　昨年惜しくも宿敵校に破れたサッカー部だったが、今年は昨年の恨みをはらすかのような快進撃で地方大会を順調に勝ち抜き、見事全国大会へとコマを勧めた。
　特にキャプテンである高等部２年の藤原七瀬くんの活躍は凄まじく、その華麗とさえ言えるプレイは観客のみならず、対戦チームのプレイヤーたちからも賞賛を送られたほどだ。
　わが校初のＪリーガーとなるであろう彼の成長をこれからも見守って行きたい。
　 ナメック雄叫ぶ！！ 　この夏、我が校の陸上部屈指の俊足を誇る高等部２年の星野真尋くんは２０世紀最後の全国大会で個人競技６位という素晴らしい功績をあげた。
　これは彼自身の個人レコードを大きく塗り替える記録でもある。
　新記録達成後、感想を求められた彼はただ一言叫んだ。
　「師匠のバカヤローーーー！！！！」と。
　これがどのような事を意味するのかはさておき、来期の彼の活躍が期待される。

　　ここ最近、中庭を中心に暴れ回っている存在をあなたは御存じだろうか？
　なかなかに有名な存在ではある。そう、あのひろぱーである。
　中等部２年の織田智くんのペットであり、また、騎乗用ダチョウという噂もまことしやかに流れている、かの悪名高き存在。
　その凶暴なダチョウが今、生徒会備品として登録されかかっている云うもっぱらの噂なのである。
　この噂が流れはじめた原因と云えば、やはりあの事件が有名であろう。そう、あの「生徒会副会長強請り事件」である。
　しかし、生徒会はこの事件との関わりを否定。当の備品登録については黙秘権を行使している。
　事実は未だ闇の中ではあるが、それが暴かれるのはそう遠く無い日の事だろう。
　先日、夏休み終了直後に行われた夏の課題考査の結果が貼り出された。
　各学年の上位を占める顔ぶれは、中等部・高等部とも１学期のものとほとんど変わっておらず、さしたる混乱も無いのが現状だ。
　しかし、その中にあってひとり異彩を放っている人物がいる。高等部１年の首席片瀬維月くんだ。
　彼は高等部進学時に首席入学という偉業を成し遂げ、それ以来、頑として首席の座を他者に譲らず、今も次席以下の追随を許さぬその勢いで、差を更に広げつつある。
　果たして、彼を追い抜く強者は現れるのか、それともこのまま彼の独壇場で終わるのだろうか。
　学力首席のみならず、お笑い首席まで手に入れた彼の独走はとどまる所を知らない・・・。


　　
文責：
　中等部３年　乃木雅之
レイアウト：
　高等部１年　赤城隆史

00/9/18　発刊


　







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